❤︎masai ページ31
.
(マサイside)
シルクの柔らかい声が耳をくすぐる
俺の隣でそのシルクの歌にノって首を揺らすA
さっきダホの歌に合わせて猫のマネしてるAが可愛すぎて。
場所的に俺とンダホからしか見れなかったし、実質俺の独り占めだったな
Aが歌ってるときもそうだったけど、恋愛ソングを誰かが歌うたび自分のことを歌われてるみたいで少し焦る
シルクが間奏でこっちに視線を移した
全体を見てるようで実際に見てるのはAだろ？
歌ってるこいつの気持ちが手に取るように分かる
普段は全然分かんねえけど。
歌詞に自分を当てはめて歌っている
好きなやつ同じだとこうも気持ちが分かるもんなのか
好きなタイプは真逆なのにな
それでもみんな好きなのはAの接し方がそれぞれのツボを得てるから。
シルクには頼って、ダホの前では元気で子供っぽくて
モトキには甘えるし、ザカオには特別優しい
ダーマとは双子みたいに仲良いし。
俺の前では強くて引っ張ってくれる
無意識なんだろうけど自然と出来るのすげえよな
A「どした？」
「え？」
A「シルクめっちゃ見てるから。あ、もしかして好きなの？(笑)」
そういっておちゃらけて笑う
「んなわけねえだろ！」
A「大丈夫大丈夫応援するよ」
可愛い笑顔で俺の背中をポンポンと叩いた
触れられた部分が熱くなっていく
「ばか、違うっての」
応援するっつーなら俺に振り向いてよ
ンダホ「シルク、90.936〜！」
A「おおー！安定してたね」
シルク「俺的に歌いやすいんだよね」
その後もまた同じ順番で歌っていった
.
.
.
ンダホ「えーということで、優勝はマサイー！」
A「おめでとう！」
Aが俺の手を取り高くあげた
「まじで！いぇーい！」
喜んでるのに紛れてそのAの手を握る
ちっちぇなやっぱ。
カメラが止まっても何か離すのが名残惜しい
A「ん？マサイ？」
「ん？」
A「え、いや…手、」
ザカオ「あ！お前何やってんだよ！」
ザカオに気付かれ強制的に手が離れた
あーあ、もっと堪能したかった
シルク「え、お前キモいんだけど(笑)」
A「甘えたい気分だったの？(笑)」
「うるせえ」
…俺の気持ちにはまだまだ気付かねえな
恥ずかしくなってAの額をピンッと弾いた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 194人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スノーウイ(プロフ) - ザカさん可愛い^_^Fischer’s みんなカッコいいし可愛いけど (2023年4月15日 14時) (
レス) @page44 id: aa68c3733a (このIDを非表示/違反報告)
スノーウイ(プロフ) - 更新はゆっくりでいいですよ^_^頑張って下さい (2023年4月12日 23時) (レス) @page41 id: 59dfe4ead5 (このIDを非表示/違反報告)
みーみ。(プロフ) - スノーウイさん» いつも読んでいただいてありがとうございます😭❤︎コメント嬉しいです！更新遅いですが、これからもお付き合いください🙇♀️ (2023年4月12日 20時) (レス) id: 83bffff2d8 (このIDを非表示/違反報告)
スノーウイ(プロフ) - 初めまして^_^いつも読ませていただいてます。みんなカッコいいし可愛い！無理せず更新頑張って下さい (2023年4月11日 20時) (レス) @page39 id: 59dfe4ead5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みーみ。 | 作成日時：2023年3月9日 20時
