ゆるギャルと不憫。 (ページ33)

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『うん、水っぽいね。』

｢うん、水っぽい。｣

マジでシロップ味の水。

『しゃばしゃばだぁ...』

｢こういうものって思おうよ｣

『そう思ったら美味しく思えてきた』

｢あー極楽。｣

ここは冷房効いてるから最高

『ごめんね、わたしがはしゃぎすぎて連れ回しちゃったから疲れたんだよね』

急にどうした

｢別に、俺が外に出て無さすぎて体力ないだけだから気にしないでいいよ｣

『でも、私がはしゃぎすぎて連れ回したのはほんとだから、』

｢別に、久しぶりの遊園地で俺も楽しかったから気にしないで。橘が楽しそうにしてておれも良かったよ。｣

ん？

『...へ？』

｢あ、待って、今の無かったことにして、ごめん、めっちゃ恥ずいこと言ってた｣

マジで何言ってんだ俺？ついに暑さで頭やられたか

『お、おっけー！次、何乗る？』

｢橘が行きたいところでいいよ｣

『あ、じゃあ、あれ乗ろ！』

｢...マジで？｣

橘が指したのはこの敷地でいちばん高いとおもう垂直落下系のやつ。

『やめとく？』

俺にもプライドはある

｢いや、余裕。｣

地上90m地点

『北斗見て！めっちゃ景色綺麗〜』

｢南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏｣

『生きてる？』

｢今から逝く｣

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更新頻度が遅いこの作品を気に入ってくださる方が沢山いることをこの数で改めて実感しました。

とても嬉しく、これからの励みになりました。

これからも更新頻度がこのままですが、よりよい文を届けられるように務めてまいります。

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これから恋愛要素ゴリゴリに入れていきたいです