ゆるギャルと不憫。 (ページ15)

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あれからと言うものの

樹｢おはよーAちゃん！！｣

『あ、田中くんおは〜』

樹｢そういえば昨日のアレ見た？｣

『あ！アレ？見た見た〜めっちゃ面白かったよね！』

__________

樹｢Aちゃーん、教科書貸してくれね？｣

『いいよいいよ〜はい、どうぞ！』

樹｢まっじでありがとう！今度なんか奢るわ！｣

『別にそんなしなくていいよ笑授業頑張ってね〜』

何かとつけてこの教室に入ってくる樹。

別に教科書ぐらいあいつに借りなくても俺に借りればいいだろ。

あいつ本気で橘のこと狙ってるつもりか？

まぁ、どうでもいいけど。

『田中くんって随分とフレンドリーだね〜モテる理由が分かるよ〜』

｢だろうね｣

『さすが爆モテじゅったんって言われてるだけある』

でもきっと態々女子に教科書借りるほどあいつはそこまでフレンドリーじゃないよ

｢...そうかもね｣

__________

昼休み

樹｢なーなー！Aちゃん！俺らと一緒に飯食おうぜ！｣

｢え｣

樹｢北斗だって別にいいだろー？ね？行こ行こ！｣

『うーん、でも田中くんの他のお友達に迷惑じゃないかな〜』

樹｢大丈夫大丈夫！俺のダチ変なやつら多いけど優しいから！｣

『そこまで言うなら...一緒に食べよっか！』

樹｢っしゃ！早速行こ！行くぞ！北斗！｣

｢お、おぉ。｣