6Fr ページ8
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お昼を食べ終わり、教室に帰る道すがら
渚「あっ、そういえば知ってる?僕達が通ってたSC、取り壊されるんだって」
階段を降りながら言うナギ
………危なっかしい
遙「……」唯「……」
ナギの話を聞いたハルの肩が微かに揺れる
表情は窺えない
……何故毎度の如くハルの顔が見えない所にたってんだろ
渚「だーかーら、皆で行かない?」
真「あれを掘り起こしに?」
渚「そっ!夜のプールに忍び込んでー」
遙「行くなら勝手に行け。俺は行かない」
唯「僕も遠慮しとく。気を付けて行きなよ?」
ほぼ同時に言い返す
冗談じゃない。行きたくない
出来ることなら近寄りたくも無い
渚「えーっ!!?行こーよ、ハルちゃん、ユイちゃん!!
面白そうだと思わないの?」
遙/唯「思わない」
きっぱり言い放つ
渚「え〜。行こーよ!ねぇ?」
ハルに抱き付きながら諦めずに説得してくるナギ
遙「嫌だ! 面倒臭い!」
唯「ハルに同じく」
いい加減諦めてくれ
そこに
真「でも……行けばプールがあるよ?」
ピクッとハルが反応する
……詰んだな。
真「風呂場とかじゃなくてもっと大きな………プール」
わざとらしく『プール』を強調してくるマコ
ハルがそれに引っ掛からない訳がなく
あぁ……。目が輝いてるよ
真「って事はユイも行くよね?」
マコの笑みが黒いのは何故だろう
でも……ハルが行くなら必然的に僕も行く事になる
唯「………………行くよ」
渋々といった感じに言う
目の前には満足そうに頷くマコとナギ
…………ハァ
まぁ、いっか
マコの反応を楽しみにするから
でも……面倒臭い
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みゃあ(プロフ) - あかりんごさん» そう言ってもらえて嬉しいです。ありがとうございます<(_ _*)> (2014年8月27日 17時) (レス) id: 1b9d36b128 (このIDを非表示/違反報告)
あかりんご - おもしろすぎww (2014年8月27日 15時) (レス) id: b1a693c859 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゃあ | 作成日時:2013年10月16日 0時