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22Fr ページ24





遙「別に。好きにしろよ」

渚「ホント!?やったー♪」

時は進み、お風呂場。

先に帰宅してたハルは水風呂を満喫していた


先の返事は『水泳部、設立について』についてだ


てっきり嫌だ、と言うのかと思えば……

あっさりOK出したよ

此には僕とマコも驚きを隠せない

ナギがハルに絡んでるのさえ目に入らないくらいに


___

真「ハル、ホントに良いの?俺らだけじゃ無くてハルもちゃんと部員になるんだよ?」

遙「分かってる。………唯季もか?」

ハルを水風呂から引っ張りだし江を待たせていた居間に行く

先の台詞と共に自分の体を拭きながら僕に視線を寄越す

………拭くのは脱衣場でやって欲しい

とは口に出さずに

唯「………さぁね。取り合えず保留で
まぁ、手伝いはする……と思う」

渚「えぇー!!ユイちゃん入ってくれないの?」

捨てられた犬みたいな目で見てくるナギ
なんか……罪悪感に駈られるのは何故?

真「まぁまぁ。何も入らないなんて言ってないだろ?

渚「そーだけど……」

………持つべきモノは理解力が高くてフォローの上手い幼馴染みだな


ふと、江のほうを見る
さっきから黙ってるけど……

江「駄目…見ちゃ駄目…!年頃の女の子が……」

両手で顔を覆ってた

しかも僕でもギリギリ聞き取れるかな?位の声で
何か怖い事を呟いてた

見ちゃ駄目、とか言ってるけど……

だんだん顔がハルの方に向いてるのは……?


あっ。もしかして…江って……


顔を覆ってた手をパッ、と外す

そして___

江「あぁ…!素晴らしい!!上腕二頭筋!!」

やっぱりか!!

暫く会わない間に筋肉フェチになっていたとは……

つか、今回ばかりは自分の聴覚の良さを恨みたい…!


ハルの体(筋肉?)を見てこれ以上ない位の笑みを浮かべる

………恐ろしや

遙「………?」

そうこうしてる内に拭き終わったらしいハルが頭の上に疑問符を浮かべる

そっか……

渚「そうか、ハルちゃんは昨日会ってないんだっけ!
凛ちゃんの妹だよ」

江「どうも、お久し振りです」

居住まいを正す江

そんなに畏まらなくても良いと思うんだけど

遙「…松岡……」

記憶を探るような声
………どっちだ…?

遙「…コウ?」

江「…はい!!昨日は兄が失礼しました」

嬉しそうな顔だな〜
そんなに嫌なのか?ゴウって呼ばれるの

遙「別に」

パーカーを着ながら素っ気なく言い放つ

心底どうでも良さげだな

____________

文字数…

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みゃあ(プロフ) - あかりんごさん» そう言ってもらえて嬉しいです。ありがとうございます<(_ _*)> (2014年8月27日 17時) (レス) id: 1b9d36b128 (このIDを非表示/違反報告)
あかりんご - おもしろすぎww (2014年8月27日 15時) (レス) id: b1a693c859 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みゃあ | 作成日時:2013年10月16日 0時

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