すすり泣くバレエシューズ ページ13
ﾄｳﾏ「え？友達がバレエを？」
ﾅﾂﾒ「うん。前からやってみたかったんだって」
ｱﾔﾒ「へぇ〜」
大滝の術でビショビショになったお母様はほっといて、私はトウくんと一緒に妖怪探偵団にきた
ｼﾞｭﾆｱ「バレエ？バレエ何？うまい？」
ｳｨｽﾊﾟｰ「いえいえ、バレエとはですね…」
ウィスパーとミッチーは衣装を来て踊り始めた
ｳｨｽﾊﾟｰ「こうしてこんな風に踊って…」
そして決めポーズ
ｳｨｽﾊﾟｰ「みたいな、それはそれは美しい躍りのことでうぃす」
ｼﾞｭﾆｱ「うぃす、筋肉、キモい、だぜ…」(|||´Д｀)
『バレエはそんなじゃないよ』
私は少しだけバレエを踊ってみせた
ﾅﾂﾒ「エミリちゃん、凄い！」
『実はバレエやってたんだ』
リハビリとしてね
ｱｷﾉﾘ「にしても、今バレエはちょっと危険じゃないか？」
ﾅﾂﾒ「え？」
『どうして？』
ﾄｳﾏ「最近、公園とか道でバレエの練習をしていた子が、ケガする事件が相次いでいるらしい」
ﾅﾂﾒ「そうなの？」
ｱｷﾉﾘ「たしか、 “うすらぬら” にも書き込みが…」
そう言ってアキノリくんはマウスを動かす
『うすらぬら…？』
ﾄｳﾏ「僕らはいつも、うすらぬらっていうサイトを見て怪奇案件を探してるんだ」
『へぇー、ご丁寧にありがとう』
ｱｷﾉﾘ「ほら、これだ」
私達はパソコンの画面を覗く
ﾅﾂﾒ「 “すすり泣くバレエシューズ” …」
ｹｰｽｹ「ど、どういうこと？」
ｱｷﾉﾘ「履いて踊ってると、だんだんバレエシューズがぬれてきて、どこからかすすり泣く声が聞こえてくるらしいんだ」
アキノリくんはいつもより少し低い声で語る
ｱｷﾉﾘ「自分の意思とは関係なく踊るのを止められなくなり、道に飛び出して転んだりしてケガをしてしまうらしい」
ﾅﾂﾒ「自分で止められないって…」
ｱｷﾉﾘ「不気味だろ…？いろんな可能性が考えられるけど…
バレエに人生をかけていたバレエダンサーがケガで踊れなくなって、その怨念がバレエシューズに宿ったとか…
あるいは、その人が履いていたバレエシューズが、履いてもらえなくなった悲しみのあまり妖怪になったとか…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 20人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kotorin♪(プロフ) - アクアさん» ありがとうございます！他の作品が一息ついたらこちらの作品も頑張って更新するので待っていてください！ (2020年3月5日 7時) (
レス) id: cc2a8c7850 (このIDを非表示/違反報告)
アクア - kotorin♪さん» いつも楽しくに見ています！ 他の作品も楽しく見ています！ 早く更新されないかなぁ。これからも頑張ってください！ (2020年3月4日 22時) (レス) id: a86f14c97f (このIDを非表示/違反報告)
kotorin♪(プロフ) - 極・吹雪姫さん» ありがとうございます！ (2019年5月12日 10時) (レス) id: cc2a8c7850 (このIDを非表示/違反報告)
極・吹雪姫 - ふふふ♪楽しみよ。更新されるの♪ (2019年5月12日 9時) (レス) id: b71b542d58 (このIDを非表示/違反報告)
kotorin♪(プロフ) - Kanon♪さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年4月29日 9時) (レス) id: cc2a8c7850 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kotorin♪ | 作成日時：2018年12月9日 7時
