32話 ページ40
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『…あれっ⁉
待っててくれたの？』
私が二人のお墓参りから戻ると、キルアとアルカちゃんが遊びながら私を待っていた。
キルア「お、用は済んだか？」
『うん！ありがとね』
私がそう言い笑顔を見せると、暫く経ってもキルアが私から目を逸らさなかったので私は不思議に思い見つめ返した。
キルア「旅団の墓だろ？」
『っ‼⁉』
突然そんな事を言い出したので、驚きを隠せなかった。
キルア「墓参り」
『え…な、なんで…』
何故、その事を知っているのか。
そして…
何故、それを知っておきながら怒らないのか。
キルア「お前の知り合いで死んだ奴っつったら、
お前のお袋と婆さんも死んだけど、お前は過去にあんま触れたくないみたいだし
「用がある」って言って墓地に戻ってったんだから、その"用"は誰かの墓参り以外ねーだろ？」
うぐっ…;;
なんなんだ⁉天才かコイツ‼⁉
私の心理専門の名探偵なのか⁉‼‼
私のこと大好きかよ‼‼
……両想いだったわ‼‼///((←
『…ソノ通リデゴザイマス……』←
キルア「ん。…行くぞ」
私はえっ、と声を漏らし目を見開いてキルアを見る。
キルア「なんだよ？」
『え、いや…その
怒んないの…？』
キルア「は？何に対して？」
キルアは本当に何の事か理解していないようで、キョトンと首を傾げる。
『旅団のお墓参りだよ！
クラピカの友達の私が、クラピカの恨みの対象の幻影旅団のお墓参りをしてるんだよ⁉』
キルア「で？」
私はポカーンと口を開け、ただキルアを見ることしか出来なかった。
『で？って…』
キルア「知り合いの墓参りして何が悪いんだよ」
『…‼‼』
私は目を大きく見開く。
キルア「俺らは俺らの知り合いの
それと一緒だよ
お前はお前の知り合いの旅団の墓参りをした
ただそれだけだろ？
なのになんで怒るんだよ？しかも俺がお前に」
キルアは「ま、クラピカだったら目赤くしそうだけどなー」と付け加え、後頭部で両手を組んだ。
キルア「ほら、用が済んだならさっさと宿探そーぜ！」
ああ、やっぱり…キルアは
『…〜〜ッ‼
うん…っ！』
私の一番の理解者だ。
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餅米ｸﾝ - もちろん!! (2019年4月23日 16時) (
レス) id: 5fdbb74938 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 餅米ｸﾝさん» ありがとうございます！！これからも応援よろしくお願いしますっ！！ (2019年4月23日 7時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
餅米ｸﾝ - 主さん!!もう最高な小説をありがとうございます!!更新頑張ってくださいｯｯ!!楽しみに待ってます!! (2019年4月22日 22時) (レス) id: 5fdbb74938 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 三日月さん» ありがとうございます！実は、私の中での「フェイにされたい事」ランキングの一位が 頭ポン でして…笑 三日月様のコメントにいつも感動させてもらってます！！これからも応援よろしくお願いします！ (2019年4月21日 23時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - 今日久しぶりに見たら……、また更新してるぅ！今最初から再度読み返してて、フェイの頭ポンのシーンでなきかけましたぁ！こんな小説つくるなんて天才！これからもこの三日月、応援させていただきます！ (2019年4月21日 22時) (レス) id: f8539acb6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年4月18日 0時
