9話 ページ17
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『な……な、なにし』
ダグナ「何しとんじゃゴラァァァ⁉‼」←
私が叫ぼうとした瞬間、兄上がそれを遮り怒鳴った。
キルア「何って、キスだけど
そんなのも知らないの？」
フッ、と鼻で笑うキルア。
え、何この2人…
会って1分で不仲になった？←
ダグナ「は、はははは‼;;;
キスだったら何回もしたさ‼
なーA⁉‼」
『そんな訳ないじゃん、嘘言わないでよ
気持ち悪い』
私が真顔でそう言うと、キルアは笑いを堪えるのに必死でお腹を抑えた。
ダグナ「ぐッ…‼
まあお前らもまだガキだし？
それ以上のことはまさかしてないよな？」
キルア「………」
キルアは"ガキ"という言葉に反応し、真顔で兄上を見た。
そして左手の指で輪っかを作り、右手の指を一本その輪っかに向けた。
ダグナ「……(ゴクリ」
キルア「………」
.
ズボッ
ベシッ
『やめなさい』
私は2人の頭を同時に叩き、そう言う。
ダグナ「分かったよ……
俺の完敗だ…」
『いやしてないからね？』←
ダグナ「……
なんて言うと思ったかァァァ‼‼」((←
兄上はそう叫ぶと、キルアの胸ぐらを掴んで顔を近づけた。
ダグナ「あのなぁ‼
お前みたいなガキにはそういうのまだ早いんだよ‼」
キルア「ガキガキうっせェな、俺はゾルディック家の三男だぜ？
舐めてっと痛い目見んぞ」
ダグナ「ハッ、それがどうした
ガキはガキだろーが」
バチバチバチ…と2人の間に火花が散る。
『いや……バカなの？』←←
出会ってすぐ口喧嘩始めて下ネタに走るっておかしいよね？←
アルカ「2人とも…喧嘩してるの？」
キルア「！
大丈夫、してないよ」
突然兄らしい一面を見せたキルアに驚いたのか、兄上は目を見開いた。
『たまに悪魔…というか常に悪魔だけど、
妹想いで優しくて、いつも私の事を励ましてくれた
私が家を出てから一番最初に話しかけてくれたのがキルアだよ
私は、
優しくて怒りっぽくて、
たまに猫みたいにツーンってしたり…
時々泣いたり、
仲間想いで
私の「なんでもない」っていう言葉の裏を見破ってくれる
そんなキルアが大好きなんだ』
微笑みながらそう話す私を、兄上はジト目で見たがすぐに笑顔になった。
ダグナ「……そうか
Aが好きになった奴だ
悪いヤツなわけねーか」
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餅米ｸﾝ - もちろん!! (2019年4月23日 16時) (
レス) id: 5fdbb74938 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 餅米ｸﾝさん» ありがとうございます！！これからも応援よろしくお願いしますっ！！ (2019年4月23日 7時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
餅米ｸﾝ - 主さん!!もう最高な小説をありがとうございます!!更新頑張ってくださいｯｯ!!楽しみに待ってます!! (2019年4月22日 22時) (レス) id: 5fdbb74938 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 三日月さん» ありがとうございます！実は、私の中での「フェイにされたい事」ランキングの一位が 頭ポン でして…笑 三日月様のコメントにいつも感動させてもらってます！！これからも応援よろしくお願いします！ (2019年4月21日 23時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - 今日久しぶりに見たら……、また更新してるぅ！今最初から再度読み返してて、フェイの頭ポンのシーンでなきかけましたぁ！こんな小説つくるなんて天才！これからもこの三日月、応援させていただきます！ (2019年4月21日 22時) (レス) id: f8539acb6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年4月18日 0時
