379話 ページ48
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ザザッ
キ「『‼‼』」
咄嗟に音のした方を見ると、そこにはツボネとアマネがいた。
ツボネ「あたしですよ
まんまと一杯食わされたマヌケはね」
アルカ「あ〜！ツボネだ〜！」
そう言って笑顔になるアルカちゃん。
ツボネ「私のスコープを通して見える映像を、奥様が屋敷で見ておられます
イルミ様にもその映像を飛ばしているのでございましょう？」
イルミ「ピンポーン
覗き屋はツボネ」
ツボネ「雲が切れると同時に、また視線を感じるようになってようやく気づきました
あまりにタイミングが良過ぎたことでね」
イルミ「いや〜、まさか盗撮の気配にまで気づくとは
さすがツボネ
ま、バレたところで母さんの指令なんだからスコープは外せないだろう」
イルミがそう言うと、ツボネは「ええ、仰る通りでございます」と笑顔で言った。
でもこの笑顔には違和感がある…
まさか…ツボネ、イルミのこと嫌いだったり？
アルカ「ツボネ〜、中指の爪ちょーだい！」
両手の掌を上に向け、ツボネへ差し出すアルカちゃん。
イルミ「…!‼」
ツボネ「えぇ、喜んで」
グチャ…
ツボネ「はい、坊ちゃま‼」
ツボネはそう言ってキルアに中指の爪を投げる。
キルアはそれをキャッチし、アルカちゃんの掌に置いた。
アルカ「ツボネ〜
薬指の爪ちょうだい！」
ツボネ「はいな、お安い御用でございますことよ」
そう優しいトーンでアルカちゃんに言うツボネは、自分の薬指の爪を先程と同じように剥がし、キルアに投げた。
これで…三つのおねだりを聞いたことになる
私とキルアは同時にイルミを睨み、"ナニカ"ちゃんは私達の視線を辿るようにイルミを見る。
イルミは眉を顰め、険しい顔でナニカちゃんを睨んだ。
ツボネ「尻拭いは私とアマネで致しますことよ
キルア様の足を引っ張ってしまった罪滅ぼし
後生ですからさせてくださいまし」
イルミ「出来るのかい？
ならいいよ
それは、ゴンの時のお願いもその順序でやってくれるって事だよね？
俺を殺す為にその2人を犠牲に出来るなら、
ゴンを救う為に見知らぬ大勢を犠牲にすることも平気だろう」
『お前…ッ‼』
ギリギリと歯を噛み締め、イルミを睨む。
イルミ「"うん"と言ってくれれば俺は喜んで死ぬよ？
お前のインナーミッション大成功だろう？」
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しゃーぺん@彩(プロフ) - h16ayakaアヤッカーさん» そう言ってもらえてとても嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2019年5月5日 17時) (
レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
h16ayakaアヤッカー(プロフ) - イルミのシーンでマジ萌えました!!!!いやほんと凄いです!!!! (2019年5月5日 17時) (レス) id: a6a42def20 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 餅米ｸﾝさん» ありがとうございますぅぅ！！！更新頑張りますね！！ (2019年4月18日 18時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
餅米ｸﾝ - 主さん!!もう最高な小説をありがとうございます!!更新頑張ってくださいｯｯ!!楽しみに待ってます!! (2019年4月18日 15時) (レス) id: 5fdbb74938 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 三日月さん» 絶対見ます！！更新頑張りますね！！ (2019年4月15日 22時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年4月5日 1時
