372話 ページ41
.
『レオリオが3位⁉』
キルア「すっげーな…
大勢の前で堂々と念能力使ってるし…」
『私と同じ放出系っぽいね』
プルルル
なんだか今日は電話の音をよく聞くなぁ、と思いながらさりげなく耳を傾ける。
ゴトー「…イルミ様」
アルカ以外の全員が、自然と顔を強張らせる。
ゴトー「ああ、ただいま
お待ち下さい」
ゴトーはそう言って、キルアに携帯を渡した。
キルアは渋々携帯を受け取り、耳に当てる。
《キルアかい？》
キルア「…ああ」
《針、取ったんだね》
キルア「ああ、スッキリしたよ」
《じゃ、心置きなく殺れるね》
キルア「殺る？俺を？」
《はっはっは、インナーミッションで家族は殺さないよ
家族はね》
キルアはその言葉を聞いた瞬間、携帯の持つ手をゆっくりと下げた。
"家族は"…
キルア以外のゾルディック家は、皆アルカちゃんを家族とは思っていない
……つまり、そういうことだろう
バキッ‼
キルア「上等だ…返り討ちにしてやるよ」
キルアがその言葉を発した瞬間
.
ドゴォォォォン‼‼
『「「「⁉」」」』
前からは大きなバス、上からは一般車が落ちてきた。
事故…⁉
カナリアは車を巧みな運転で崖の斜面へ走らせるが、次々とこちらへ突っ込んでくる車。
こんなの、事故なわけない…‼‼
私は運転手を見て、目を見開いた。
『イルミが操ってる…‼‼』
運転手の頭には沢山の針が刺さっており、目が虚ろだった。
ゴトー「キルア様‼アルカ様を離さぬよう‼」
キルア「ああ‼任せろ‼‼」
キルアはアルカちゃんをしっかり抱き、衝撃に備える。
ゴトー「お三方が1m以上離れると同時に、アマネがアルカ様を捕獲‼
A様はとにかく此処から離れ、
キルア様は強制帰宅でございますゆえ‼‼」
車は崖を登りきると高くジャンプする。
すると、車の着地先に一台の車が現れた。
『…‼‼』
私は瞬時にその車の企みを理解し、私の真横の窓を拳で破壊する。
そしてそこから相手側の車の上に乗っている赤い柱に向かってオーラを放った。
バゴォォン‼‼
その赤い柱は破壊され、こちらに突っ込んでくる恐れは無くなった。
……が、その車が私達の乗っている車に衝突し、私達は車諸共崖下へ真っ逆さまに落ちて行った。
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しゃーぺん@彩(プロフ) - h16ayakaアヤッカーさん» そう言ってもらえてとても嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2019年5月5日 17時) (
レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
h16ayakaアヤッカー(プロフ) - イルミのシーンでマジ萌えました!!!!いやほんと凄いです!!!! (2019年5月5日 17時) (レス) id: a6a42def20 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 餅米ｸﾝさん» ありがとうございますぅぅ！！！更新頑張りますね！！ (2019年4月18日 18時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
餅米ｸﾝ - 主さん!!もう最高な小説をありがとうございます!!更新頑張ってくださいｯｯ!!楽しみに待ってます!! (2019年4月18日 15時) (レス) id: 5fdbb74938 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 三日月さん» 絶対見ます！！更新頑張りますね！！ (2019年4月15日 22時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年4月5日 1時
