360話 ページ29
.
キルア「電光石火‼」
ダダダダッ‼
私は10m先へ連射し、瞬間移動するのを繰り返しながら、ゴンの元へ向かう。
『ゴン…‼私達が行くまで待ってて…‼』
.
『…‼』
ピクッ、と肩が揺れる。
これは…ゴンのオーラだ
それも……強大な…いや、それ以上…
キュィィィン…
ドンッ‼‼‼
『‼‼』
この音…‼
私はその場で高く飛び上がり、音のする方を見た。
『あれは…ゴンのジャジャン拳…‼‼⁉』
あの莫大なオーラと威力をあのゴンが出してるっていうの…⁉
いや、ピトーのかもしれない…‼
『ゴン…‼』
でもあれは…私達が今まで見てきた、ゴンの……
ッもっと速く‼もっと長い距離を…‼‼
今走っている中で、オーラの飛距離が徐々に長くなっているのが分かった。
けど…こんなんじゃダメだ、もっと速く‼‼‼
『ゴ………
.
……え？』
私の体から力が抜けて行くのが分かる。
ゴンの物とはとても思えないシルエット
長く伸びた髪と、急成長した体
だが、その技とオーラが「これはゴンだ」ということを物語っていた。
ゴン「ジャン……ケン………」
ゴンは血塗れになった拳を、ピトーの頭部に振り下ろす。
ドゴォォンッ‼‼‼
するとゴンはその場にゆっくりと立ち上がった。
ゴン「カイト……教わった通り、トドメをさしたよ
だから…」
そう言って肩を震わすゴン。
『ゴン………なの？』
私がゴンに声をかけると、ゴンはこちらを振り返った。
ゴン「A…キルア…」
ゴンの急成長…
何年…？十数年……何十年…？
絶え間ない修行を経て、ようやく辿り着く筈の姿
何故…？どうすればこんなオーラを…？
ザザッ…
キ「『…‼』」
ゴンの背後で、頭の無いピトーが人形に操られながら起き上がる。
そのピトーの爪先がゴンに向けられると同時に、私達も走り出す。
ゴン…‼
ゴン‼‼
ズシャッ‼‼
ゴンの右腕が、ピトーによって切断された。
私達はゴンの前で立ち尽くす。
ゴン「…大丈夫
痛くないよ
強がりじゃない
少しだけ……嬉しい」
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しゃーぺん@彩(プロフ) - h16ayakaアヤッカーさん» そう言ってもらえてとても嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2019年5月5日 17時) (
レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
h16ayakaアヤッカー(プロフ) - イルミのシーンでマジ萌えました!!!!いやほんと凄いです!!!! (2019年5月5日 17時) (レス) id: a6a42def20 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 餅米ｸﾝさん» ありがとうございますぅぅ！！！更新頑張りますね！！ (2019年4月18日 18時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
餅米ｸﾝ - 主さん!!もう最高な小説をありがとうございます!!更新頑張ってくださいｯｯ!!楽しみに待ってます!! (2019年4月18日 15時) (レス) id: 5fdbb74938 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 三日月さん» 絶対見ます！！更新頑張りますね！！ (2019年4月15日 22時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年4月5日 1時
