345話 ページ14
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キルア「王は何で、自分自身を傷つけたんだろう…？」
キルアが突然そんな事を言い出すので、皆の視線が集まる。
ナックル「ちょっと待てよ、それあくまでお前達の推理だろ？」
キルア「ああ、でもそれ以外考えられないってのは認めただろ」
ナックルは眉間にシワを寄せて、首を傾げる。
ナックル「お前言ってる事矛盾してるぞ？
さっきは想定外の状況はいくらでもあるって言ったろうが
その理論から言えばピトーが"円"を解いた理由も全く俺達の予想外のことかもしれないだろ」
キルア「そりゃ分かってるよ
でもひっかかるんだよ」
すると、シュートが立ち上がってキルアに向かって口を開いた。
シュート「突入3分前
この状況でまだそれを考える価値があると思うんだな？」
キルアは数秒黙り込むと、再び口を開いて「ああ」と真剣な眼差しでシュートを見つめ返した。
モラウ「うむ…考えてみよう
自分で自分を傷つけるのはどんな時か？」
…
皆の視線が一気に私に集まる。
『えっ？私？…えーと』
前は……「マイナス」を得る為
つまり、「プラス」…幸福を得る為に、自分を傷つけていた
けど今は…
『自分が許せない時…かな』
天空闘技場でキルアを傷つけた時も、
クラピカやレオリオの事を完全に忘れていた事を知った時も……
罪悪感が私を襲って来て、気付けば体中血塗れになってたからね
モラウ「自分を許せない時か……妥当な推理だな
しかしそこから導き出される王の性格は、
無機質な暴君 ではなく
誇り持つ為政者」
ナックルは「確かに…」と腕を組み、険しい顔をしながらモラウを見た。
モラウ「プライドを守るために痛みを避けないタイプ……だとすると
俺の経験上そういう奴は、意に沿わぬ説得には決して応じない‼
トップが折れない限り護衛軍もまた同じ‼
戦闘以外の選択はないと覚悟していけよ‼」
.
モラウ「時間だ。突入1分前
集まってくれ」
私はマンションの扉の前に足を進める。
モラウ「10秒前からカウント始める
行くぞお前ら
腹くくれよ‼‼」
絶対に成功させる…‼
『……
「±0」』
パーム、どうか無事でいて…
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しゃーぺん@彩(プロフ) - h16ayakaアヤッカーさん» そう言ってもらえてとても嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2019年5月5日 17時) (
レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
h16ayakaアヤッカー(プロフ) - イルミのシーンでマジ萌えました!!!!いやほんと凄いです!!!! (2019年5月5日 17時) (レス) id: a6a42def20 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 餅米ｸﾝさん» ありがとうございますぅぅ！！！更新頑張りますね！！ (2019年4月18日 18時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
餅米ｸﾝ - 主さん!!もう最高な小説をありがとうございます!!更新頑張ってくださいｯｯ!!楽しみに待ってます!! (2019年4月18日 15時) (レス) id: 5fdbb74938 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 三日月さん» 絶対見ます！！更新頑張りますね！！ (2019年4月15日 22時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年4月5日 1時
