【H×H】幸福と不幸Ⅶ【キルア】 (ページ17)

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302話ページ17

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ゴン「戦う前に、シュートの居場所を聞きたいんだけど」

ナックル「あ？聞いてどうする気だ？オイ
これから俺にぶちのめされちまうのによ」

『割符は2枚必要だからね』

ナックル「笑わすじゃねーか。俺を倒したら教えてやるぜコラ」

キルア「聞けないかもしれないだろ

気絶させちゃったりしたらさ」

キルアがそう言うと、ビキビキッと顔に青筋を立てて片手の掌に拳を入れた。

ナックル「そこまでいくと、笑えねーな」

ゴッ‼‼

大量のオーラを出すゴンを睨むナックル。
するとゴンが一瞬でナックルの背後へ回り拳を入れた。

…が、それを避けられてしまい、逆に殴られそうになり咄嗟にガードする。

ズザザザッ‼

ナックル「肩慣らしに4・5発撃ったら本気で闘るぜ

気ィつけた方がいいぞコラ

俺は、尻上がりだからな」

ゴゴゴ…とオーラを放ち、黒い笑みで口角を上げるナックル。

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激しい戦闘が続き、見てるこっちが痛くなるような攻撃をゴンは受け続けていた。

これで肩慣らしか…
肩慣らしだけでもゴンが押されてるって事は、本気を出せば…

ナックル「おい、使わねーのかよアレ
最初はグーってやつ

ま、使えねーだろな
欠陥品だもんな、ありゃよ

言っとくがな
オメーがアレを使おうとしてもソッコー潰すぜ
タイマンであの技使えると思うなよコラ

てめーのあの技には2つ‼
でっけェ弱点がある‼」

すると、ナックルが何かを考え出したと思えば口を開いて言った。

ナックル「ところでゴン

技の名前なんて言うんだコラ」

ゴン決めてるのかな？
カッコいい名前を期待して、私はゴンを見つめる。

ゴン「ジャ……ジャン拳……‼」

『ブッフォwww』←

キルア「わー、そのままだー」←

何も考えてなくて、今決めたからそんな名前になっちゃったんだね…

ナックル「ジャジャン拳か…なるほどな

じゃんけんと
「必殺技をジャジャーンと出す‼」
みたいな効果音とかけてるわけだ」

ゴン「あ…いや…」←

ナックル「なかなかいい名前じゃねェかコラァ‼」

ゴン「あ…うん」←

それでいいのか⁉
本当にそういうことにしちゃっていいのかゴン‼⁉

ゴンは名前のことについて完全に諦めモードに入ってしまい、黙り込んだ。