【H×H】幸福と不幸Ⅶ【キルア】 (ページ14)

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300話突破記念！！番外編！ページ14

今日は4月1日なので、エイプリルフールと300話突破記念の番外編を同時に書きます！

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キルアに嘘吐いちゃおーーう‼‼
いえーい‼‼ドンドンパフパフー‼‼((←

え？お前嘘吐くの下手だろって？

この日の為に特訓して来たから大丈夫！
きっと大成功だよ！

今ちょうどゴン、ビスケ、パームの3人は宿にいません‼

え？何でって？

………それは企業秘密だよ☆←

んじゃ早速やってこー‼‼

『ねー、キルア』

キルア「ちょっと待って、今ゲーム中」

『おうふ…』←

「バイオ○ザード」というゲームと睨めっこしていて、こっちを見向きもしないキルア。

『キルア』

キルア「何だよ
…よっしゃクリーンヒット！」

『私、あと少ししか生きられない』

ガタッ

キルアの手からゲーム機がスルリと抜け、床に落ちた。

キルアは数秒経ってから「冗談やめろよ…ったく」と言うが不安そうな顔は消えない。

『本当…だよ

最近頭痛が酷いから、病院に行ったら…

余命1ヶ月だって』

キルア「…やめろって、笑えねーぞ！」

キルアが下を俯く。

ハイ来ましたここで目に目薬を大量に垂らします‼←

『……実は、ずっと前に4ヶ月だって言われてたんだけど…

3ヶ月間…ずっと、言えなくて……黙ってた』

キルア「……は」

普通の人がこの嘘を言っても信じてもらえないだろう。

だが嘘を吐くのが苦手な私が言うと信じたくなくても信じてしまうのだ。

…まぁそれが狙いなんだけどネ‼
キルアごめんね☆((←

『能力の事を説明したら…

「マイナス」があまりにも積み重なりすぎて、
「プラス」に負担がかかって…それで

体の細胞を殺す事で、「プラス」を生み出すようになって……

酷使しすぎちゃったのかな…あはは』

画面には「GAME OVER」の文字
沈黙が続き、ようやくキルアが口を開いた。

キルア「嘘…だろ？どうせ

嘘じゃないと、俺…」

キルアは苦笑いをしながら私の顔に視線を移すと、目を大きく見開いた。

キルア「………本当、なのか？」

私はコクッと小さく頷き、下を俯いた。

顔がニヤけてるからそれを隠す為に俯いたんだよとか言えねー‼‼←
ほっぺに流れる目薬の水にちょっとだけ笑い涙も混じってるってこと言えねー‼‼←←