【H×H】幸福と不幸Ⅶ【キルア】 (ページ48)

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333話ページ48

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『…違うから、ホントに』

イカルゴ「…そうだよ

お前が倒れた時、コイツは叫んだよ
"私が殺した"ってな

そして自分の腕、足、腹…色んな所を刺した」

『ちょっと‼;;』

そう言ってイカルゴを睨むと、後ろから「やっぱりな」と言う声が聞こえた。

キルア「なぁ、お前が俺を殺したって言ったのか？

てか勝手に殺すなよ‼俺生きてるから‼」

『……ごめんねキルア、私何もできなくて

次は…絶対に、役に立ってみせるから

だから…作戦を続けよう
ゴン達は今も頑張ってる…』

キルア「……分かった。今は作戦続行だ

ただし！
約束を二回も破った罰として、帰ったらお説教な‼

それとお前が俺を殺したなんてこと絶対無いからな

勘違いすんじゃねぇぞ」

『…うーん？』

キルア「返事は？(ゴゴゴ」

『ハイッ‼‼』←

私達が話しながら着替えていると、ガチャッと扉の開く音がした。

「おー、目覚めたか
良かったな」

『あ、今から私達退院します』

「治療費もらってからね」

え、今持ってないんだけど

キルア「今はサイフねーよ。戻ってから送金する」

「それでハイそうですかって帰すバカいないね

代理の人に持ってきてもらうまで入院するがいいね」

デスヨネー(棒)

『うーん…じゃあ電話借りてもいいですか？』

「1分1万((『はいはい分かりましたー』←

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プルルル

『あ、ゴン？私だけど』

《A‼‼‼》

キーーンと耳鳴りがして、咄嗟に耳を抑える。
声デカすぎでしょバカ‼←

《今どこ⁉大丈夫⁉何があったの⁉》

『会って全部話すよ;;

キルアがかなり手強い奴にやられて、病院送りにされてた』

《Aは大丈夫なの⁉》

『…うん！私は元気、キルアの付き添い！』

私がそう言うと、キルアが私から受話器を奪って口を開いた。

キルア「コイツも一応怪我人だから

そんで俺達はAの能力で今は無傷だから大丈夫」

するとキルアが受話器を私の耳に当てる。

《A…？

てことは自分を傷つけたんだね…？》

『うぇッ⁉

いやぁ～その～…ってちょっとキルア‼』

私がワケを説明しようとすると、キルアが私の耳から受話器を離して話を進める。

キルア「そっちは何かあったか？

ほー…

今から口座言うから金を振り込んでくれよ
それが済めば今日中に合流出来ると思う」