【H×H】幸福と不幸Ⅶ【キルア】 (ページ4)

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291話ページ4

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キルア「…なんであんな事言っちまったんだろ」

キルアは頭を抱えながらはぁ、とため息を吐く。
私はそんなキルアを苦笑いしながら見る。

『それよりゴンを助けようよ…;;;』

私はゴンとパームの方を指差し、冷や汗を流す。

パーム「分からないわよね、先のことなんて…だってだって、恋愛って突然発展するものじゃない？

そう思わない？ねぇ、ゴン？」

ゴン「う、うん…;;」

キルア「そ、そだな

えーと…ちょっといい？」

パームがゴンからキルアに目線を移す。

キルア「俺達闘うんだよね？」

パーム「え？あ、やだわ、そうよね
ごめんなさい

会長と先生にこれ以上の同伴は絶対ダメって言われて

でも私食い下がったの、絶対行くって
一生分話したんじゃないかってくらい自分の熱意をアピールしたわ

そしたら条件付きで許してくれたのふふふ

先生ってね、冷たく見えるけど本当はとても優しいのよ

あ、でもね、それは長あく付き合ってないとわからないわ

あ、付き合うって誤解しないで

別に、先生と」

キルア「あーーーその条件って⁉」←

ゴボッ

『……へ？』

パーム「……ナックルとシュートを倒すこと…‼‼」

ゴボボッ‼

パームさんが持っているカップから、ゴボゴボとコーヒーが溢れ出る。

ゴン「わっ‼パームさん発止めて発を‼;;;」

キ「『うわぁ…』」

強化系じゃん…ゴンかわいそ…←

『ナックルとシュート…？

私達じゃなくて？』

パーム「そうよ

だってナックルとシュートを倒すのは私じゃなく貴方達だから」

そう言って私を指差すパーム。

パーム「ナックルとシュートの2人はモラウさんの弟子よ。この2人にも条件が出されたの

内容は分からないけどとにかく

NGLに行けるのは私達か彼等か

どちらか1組だけ…‼

期限は1ヶ月‼」

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キルア「ありゃオトリだな。もう1人がどこかで見張ってるはずだ」

『ぶふっ…場所言わないって…

そのバカ強そうだった？』

キルア「……かなりな」

ま、そりゃそうか…あのモラウの弟子だもんね

『……絶ッッ対、殴り返してやる…‼‼』

ゴン「急にどうしたの⁉」←

私は拳を強く握りしめ、ワナワナと震える。

キルア「ま、モラウよりもまずナックルとシュートだな」