282話 ページ44
.
その隣にもう1人と、2人の首輪の鎖を持っていて下半身が馬？の男が出てくる。
「んー？なんだお前ら
俺の縄張りに勝手に入り込みやがって」
「たすけ…たすけてくれっ‼たすっ」
「うるせーぞポチ‼」
グチャ‼
私達に助けを求めた男が、馬男に足で踏まれる。
…なるほど、ペット扱いね
「あ…あーあ、やっちまった
まぁいいか。こいつらにも飽きたし
処分するか」
すると、その言葉を聞いた瞬間もう1人の男が犬の鳴き真似をして馬男に縋る。
馬男はその男を踏もうと前足を上げる。
ゴン「やめろォ‼‼」
そう言って馬男の方に駆け寄ろうとするゴンをカイトが止め、口を開く。
カイト「迂闊に動くな。敵は一匹じゃない
飛び込めば思うツボだぞ」
左右の穴から2匹の虫…人？が現れ、私達を見据える。
「バイバーイ」
馬男はそう言って縋る男を踏みにじった。
ゴンは目を瞑りながら眉間にシワを寄せて俯く。
カイト「目を逸らすな
その隙に何を飛ばされるか分からんぞ」
「決めたぞ、お前ら4匹
次の犬に任命する
捕獲‼‼」
その言葉と共に、2匹が一斉にこちらの方へ向かってくる。
カイト「ゴンとキルアは向かってくる2匹を
Aは奥のヤツを
躊躇するなよ
迷わず殺せ‼‼」
『…「±0」』
私は馬男から少し離れた所で掌を向ける。
『はぁッ‼‼』
馬男はその攻撃を素早く避け、私に襲いかかってくる。
結構速い…けど‼
私はさっきの鳥男と同じ不意打ちを馬男に仕掛ける。
「グァッ‼」
馬男がよろけ、足の一本を折る。
今だ‼
そう思い馬男の方に走りながら腰辺りに手をやり、ナイフを取り出そうとする。
『？……あっ‼』
そういえば置いて来たんだった！
私はその場で止まり、後ろに下がる。
『…⁉がはッ‼‼‼』
いつのまにか私の背後に移動していた馬男が、私の背中を足で蹴る。
何本か骨折れた…ッ
私はその場に倒れてしまい、咄嗟に起き上がろうとするが足で背中を踏みつけられる。
グリグリと踏みにじられ、痛みと怒りが同時に沸き上がる。
『人の血が付いた汚いその足で…
私を踏むな』
ギロッと馬男を睨み、殺気を放つ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 102人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「HUNTER×HUNTER」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きぃ - ありがとうございます！ (2019年3月27日 7時) (
レス) id: 6e365f857a (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - きぃさん» G.I編が終わるまではめちゃくちゃシリアス…って感じのは入れられないと思いますが、出来るだけ少しでもシリアスを入れられるよう頑張ります！ (2019年3月26日 19時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
きぃ - もっと・・・その・・・シリアスお願いします！！ (2019年3月26日 17時) (レス) id: 6e365f857a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年3月24日 1時
