243話 ページ5
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ビスケ「正確に言うとウソというより本当のことを言ってない感じね」
小声でそう言うビスケ
『何で分かったの？
私でも見破られなかったのに』
ビスケ「そんなもん勘だわさ」
キルア「かっ、勘かよただの⁉;;」
ビスケ「50年以上ウソつきやってると分かるもんなのさ。
人が本当のこと言ってるかどうかなんてね」
ホホホホ、と笑うビスケをジト目で見る私。
無茶苦茶なこと言ってるけどなんか説得力あるんだよな…
ゾワゾワッ
『「「ッ‼⁉」」』
突然お尻に感じる視線。
嫌な感覚が背中を走り、顔を青ざめる。
ぜッッたいヒソカだ…‼←
キルア「ッおいヒソカ‼‼前を歩けよ‼」
キルアとゴンも感じていたらしく、ヒソカにそう指摘した。
.
ヒソカ「見えてきたよ♧
恋愛都市アイアイ♡」
ヒソカがそう言って指をさしたのは、建物の頂点に顔が付いている大きなハートがある街。
しかもさっきからアイーーン、という声が響き渡ってるし…
都市名が「アイアイ」だからなの⁉
それにかけてるの⁉←
ヒソカ「ここは色んな出会いが楽しめる街なんだ♡」
「きゃん！」
突然後ろからドタッという音と共に声が聞こえ、後ろを見る。
「メガネメガネ…」
私は咄嗟に駆け寄り、片膝をついて「大丈夫ですか？」とメガネを拾い手渡す。
キルア(イケメンだ…)←
ゴン(イケメンだ…)←
ビスケ(イケメンだわさ…)←
ヒソカ「ああいうベタな出会いがてんこ盛りの街なんだ♢
あ、曲がり角気をつけて♧」
ドンッ！
「あイタ！」
金髪美少女がゴレイヌにぶつかり、咥えていた食パンを落として声を上げた。
「ちょっとどこ見て歩いてんのよ！」
ゴレイヌ「ああ…スマン、大丈夫か？」
「ったく気をつけてよね！きゃー！遅刻しちゃう‼」
再び走り去っていった少女をジト目で見ていると、突然手首を掴まれて路地裏へ連れて行かれる。
『ちょ、なに？』
ドンッ
金髪美男子が私の背後の壁に手をつき言った。
「キミ、この後ヒマ？」
『え、キモ』((←
私は左側に腕があったので、右側から抜け出そうとする。
するとその男は私の足の間に膝を入れて「逃げられるとでも思ってる？」と耳元で囁いた。
『マジでキモいのでやめてもらっていいですか？』
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きぃ - ありがとうございます！ (2019年3月27日 7時) (
レス) id: 6e365f857a (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - きぃさん» G.I編が終わるまではめちゃくちゃシリアス…って感じのは入れられないと思いますが、出来るだけ少しでもシリアスを入れられるよう頑張ります！ (2019年3月26日 19時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
きぃ - もっと・・・その・・・シリアスお願いします！！ (2019年3月26日 17時) (レス) id: 6e365f857a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年3月24日 1時
