【H×H】幸福と不幸Ⅲ【キルア】 (ページ46)

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139話ページ46

レオリオ「そうそう、俺だってただダラダラ酒飲んでたわけじゃないぜ

ゼパイルからいろんな話を聞いてたんだ

いやー、贋作は奥が深い！」

ガッハッハ、と笑うレオリオ。

レオリオ「明日は朝イチから競売だぜ？俺はもちろん行くがお前らどうすんだ？」

そうレオリオに問われ、私達は顔を見合わせて「うーーん」と顎に指を添える。

ゴン「本当は行きたいけど…」

『クラピカに会って念をおそらわ…教わらなきゃねぇ～』

…ん？何だろう、さっきから体が熱い
それに舌も回らなくなってきたし…

私は自分の体に違和感を覚えながらも、キルア達の会話に耳を傾けた。

キルア「何か秘密があるはずなんだ、念にはさ。

経験やパワー以外の念独特の強さがね」

『うん～そうそう、でも私だって念は上手く使えるんだよ～？

絶で幻影旅団尾行したり～…まあ結局捕まっちゃったけど…』

キルア「だからそれ以外の強さだっつってんだろ」

『キルアぁそんなに怒んないでよ～！

それにね私、幻影旅団と仲良くなっちゃって…

……でも、クラピ、カは幻影旅団を憎んでて、それでも幻影旅団は仲間想っいで、優しくって…

でも幻影旅団はぁ…最低な奴らでぇえ～…でも、でも～～‼』

キルア「…おい、レオリオお前Aに変な飲み物飲ませた？」

レオリオ「は⁉俺はそんな事…Aはりんごジュースを飲んだはずだぜ⁉」

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…ということがあったのだ。

私が自分の気持ちを号泣しながら全てさらけ出す中、キルア達はポカーンと口を開けて呆然としていた。

『だからぁ～～‼私は最低なんだよぉ…

……また友達を裏切りそうで…怖かった…』

嗚咽をしながら号泣する私の背中をキルアが優しく撫でる。

キルア「分かった、分かったから取り敢えず水飲め、な？」

そう言って水を差し出してくるキルアを見て、私の目はハートになった。

『…そうやって優しくするから‼だからいっっっつも勘違いしちゃうんだってぇ～～‼

あの返事もくれないし…私キルアの返事ずっと待ってるのに…』

キルア「ちょっ、おまバカっ‼その話は今すんな‼///」

『……』

その言葉を聞いた途端、私の怒りは爆発した。