【H×H】幸福と不幸Ⅲ【キルア】 (ページ30)

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123話ページ30

『ふぉん！！ふぉーーん！！(ゴン！！ゴーーン！！)』

ゴン「あ、ごめん」

パッと私の口から手を離すゴン。

絶対反省してないコイツ。

キルア「自宅のパソコン使ったら住所がバレバレになるだろ

ハンターライセンス狙いの小悪党がゾロゾロ島に集まっちまうぞ」

ゴン「あ、いけね」

キルアは無視？無視なの？？((←

キルア「こうゆうのは公共のパソコンを使ってやるんだよ、ホテルとかサ店とかの

ま、何にせよアドレスが分かるまでサイトにアクセスできないけどな」

『へー…』

キルアは人差し指を立て、口を開く。

キルア「んで、もう一つがヨークシンのオークション」

ゴ「『！』」

キルア「兄貴はガセかもって言ってたけど、ある人物がゲームを何十本も今年のオークションに流すって情報があるらしい」

ゴン「もしかして……その人物がジンかも？」

キルア「ああ、そう考えるとあながちガセじゃないかもな」

『でも、どっちにしろ手に入れるためには莫大なお金が必要なわけだね』

58億の伝説のゲーム…一体どんなゲームなんだろう？

ハンター専用って言うくらいだから命懸けだったりして

…あ、私の「だったりして」は当たるんだった…考えるのやめとこ。

その後私達は公共のパソコンを求め、ゴンの家を出た。

.

.

私達はお店に入り、パソコンでハンター専用のサイトを開く。

右のバーテンダーをクリックし、ゲーム一覧を開く。

キルア「あったぜグリードアイランド
いい情報頼むぜ」

グリードアイランドの文字をクリックすると、右のバーテンダーから「2000万いただくぜ」という吹き出しが表示された。

『は？ふざけんなよお前』←

キルア「いやこのバーテンダーに言っても意味ないから

流石にタダじゃ教えてくれねーな。でもこの額なら仕方ねーか」

『そーだけどさ…』

ゴン「なんか金銭感覚マヒしてくるなー」

「情報提供料として2000万必要です
よろしいですか？

Yes No」

という表示の「Yes」をクリックする。

「OK、それじゃあよく聞きな
グリードアイランドは

念能力者が作ったゲームだ」

沢山の情報が表示され、私達は顔を見合わせる。

ゴン「本当かな」

キルア「ハンターサイトの情報だぜ、まず間違いない」

再び画面をクリックすると、
「最低落札価格 89億ジェニー」
という文字が表示された。