【H×H】幸福と不幸Ⅲ【キルア】 (ページ29)

今日:8 hit、昨日:34 hit、合計:143,326 hit

122話ページ29

私達はサイトに
「ゲームソフトグリードアイランド求ム
値段応相談」
と告知した途端

『…え！？1万件近くアクセスが…‼』

どんどん増えていく数字。

キルア「そうか…こいつら金目当てでニセモノ売りつけようとしてるんだ

額が額だからな…考えてみりゃ当たり前だ」

するとキルアが「お手上げだな」と言い床に座り込む

『第一そのゲームが本物か偽物かすらも判断できないよね、私達…』

ゴン「ゲームと電脳ネットに詳しい人っていないかな」

『いや～…流石にそんな人、私達の知り合いにいるわけ…』

キルア「いた…両方詳しいヤツ」

私はその言葉に驚き、「えっ？」と声を漏らす。

キルア「つーかアイツだったらグリードアイランド持ってるかも」

ゴ「『本当⁉』」

キルアは「でもやだなー、こいつに頼むの」と嫌々電話を掛けた。

キルア「あ、ゴトー？俺キルア。ブタくん呼び出して」

『ブフッwww』

「ブタくん」という言葉に思わず吹き出した。
ブタくんってあのデブじゃんwww((←
ゲームオタクと電脳ネットオタク…両立してそうなヤツだもんね。うん。

キルア「嘘つけよ、アイツが外出するわけねーじゃん

10秒以内に電話に出ねーとてめーのフィギュアぶち壊すって伝えてよ」

『あっはははは‼‼』

ゴン「ちょっとA、しー‼」

キルア面白すぎでしょ‼
ブタくんかわいそー‼

『ふ、くくくっ…』

手で口を覆って笑いを堪える。

キルア「冗談だよ兄貴！怒んないでよ怖いなぁ

実はさー___」

キルアがグリードアイランドについてブタくんに聞いているが、私は笑いを堪えるのに必死で内容は聞こえて来なかった。

『ふふっ、……ひぃーーー‼あはははむぐっ‼』

笑いに耐えられず爆笑していると、いきなりゴンが私の口を覆った。

ゴン「静かにして‼」

『ふぁい』

ゴンに怒鳴られ、その威圧に圧され黙り込む。

キルア「ワリ！話の流れでカードのコピーと交換ってことにしちゃった」

ゴン「うん、構わないよ」

『ふぉん、ふぁなひて？(ゴン、離して？)』

キルア「そのかし２つの有力情報得たぜ。

まず一つ、ハンター専用のサイトがあるって」

ゴン「あ、そうか、ライセンスを使うんだね！」

ゴンは私の口を覆ったままキルアと会話を続ける。

『いふぁ、ふぁの…(いや、あの…)』