121話 ページ28
キルア「自分の幸せのために、自分を傷つけるのは間違ってる」
ゴン「それにAには俺達がいるしね!
Aは俺達といて幸せ?」
ゴンが私をジッと見つめる。
『…うん、とっても幸せだよ。私の能力を使わなくても仲良くしてくれるゴン達がそばに居てくれて、とっても楽しいし嬉しい』
キルア「そーゆー事だよ。能力なんて使わなくても俺がお前のこと幸せにしてやる」
……へ?
…あ、いや、違う待て、そんな意味じゃない←
一瞬プロポーズを頭に思い浮かべた自分が恥ずかしい。とても。
キルア「と、とにかく‼
約束だぜッ///」
キルアが頰を紅潮させながら小指を立て、私に向ける。
『約、束…へへへ』
キルア「何だよっ、早くしろ!」
ニンマリと笑みを浮かぶ私をキルアが急かす。
『うん…約束!』
私はキルアの指に自分の指を絡めた。
ゴン「俺もー!」
ゴンが私に笑顔で小指を立てて来たので、私はそれに指を絡める。
ゴン「ゆーびきーりげーんまーん、嘘ついたら針千本のーます!指切った!」
指切りが終わり、私はゴンの指から自分の指を離す
ゴン「待って、まだあるから!」
『え?指切りってこれだけじゃないの?』
するとゴンは私の手を握り、今度は親指を立てる。
私も同じように親指を立ててゴンを見つめた次の瞬間
ゴン「誓いのちゅーー!」
ゴンはそう言い、私の親指とゴンの親指をくっつけた。
キ「『‼⁉』」
私とキルアはポカーンと口を開けて固まった。
ゴン「2人ともどうしたの?」
ゴンが私とキルアの顔を覗き込んで言った。
『む、無自覚タラシとはゴンみたいな人を言うのか…‼‼』←
キルア「ばっ、おま‼」
ゴン「タラシ?」
キ「『‼』」
ゴン「タラシってなに?」
………
暫く沈黙が続く。
キ「『あ、あははは〜』」
私とキルアは苦笑いをしてゴンの肩を鷲掴みする。
『何でもないよ〜?ね、キルア?;;』
キルア「本当に何でもないから今の言葉は忘れろ、ゴン」
ゴン「⁇⁇」
この、純粋&無自覚タラシめ…‼‼
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しゃーぺん@彩(プロフ) - バナナさん» ありがとうございます😭😭嬉しいです!! (2022年2月4日 19時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ - 大好きでっすぅぅ! (2022年2月4日 18時) (レス) @page48 id: 74d67c033b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年2月16日 17時