【H×H】幸福と不幸Ⅲ【キルア】 (ページ19)

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114話ページ19

その後、私とキルアはゴンにくじら島を案内してもらった。

"カイト"という人と出会った場所や、よく水遊びをした場所…色々な場所に行った

私達は草の上に寝転がって夜空を見る。

キルア「ゴン、お前これからどうする？」

ゴン「んー？…8月はここでゆっくり休みながら色々情報収集して、ヨークシンから本格的に親父を探そうと思ってる

おそらくいろんなハンターが集まってくるだろうから」

キルア「Aは？」

『えっ？私？』

ボーっと夜空を見ていた私に突然話題が振られ、動揺する。

『これから…か

ゴンみたいに目標があるわけでもないし、ハンター試験にはプラス回収に来たわけだし…』

キルア「そーいえば、そのプラスの内容は結局何だったんだ？」

キルアにそう問われ、私は微笑みながら口を開いた

『最高の友達に会えた事だと思うよ

もちろんキルアやゴン、クラピカとレオリオの事だからね？』

その言葉にゴンは微笑み、キルアは顔を赤くした。

キルア「……っ‼バカ、恥ずいだろ」

『キルアが聞いてきたんじゃん！

…あ、これからについてだったね。

私にはやりたい事とかは無いけど、
まだゴンとキルアと旅を続けたいから…2人について行こうかな～！』

ゴン「えっ、最初からそのつもりだったよ？

Aとキルアもここにいて、一緒にヨークシン行こーよ！」

ゴンは口を尖らせて言う。
私とキルアはそんなゴンを見て、お腹を抱えて笑い出した。

キルア「…いや、俺もそうなんだけどさ

ゴン偉いなーって」

ゴン「？」

キルア「俺もAと同じでやりたい事無いんだよなーー

やりたくない事なら結構あんだけどさ。家にずっといることとか、家業継ぐこととか

なんか羨ましいよ、お前が」

キルアは切なそうにそう言った。

ゴン「……キルア、A

俺キルアとAといると楽しいよ」

キルア「な、んだよ急に//」

『…っはは、どうしたの急に！

…///』←