【H×H】幸福と不幸Ⅲ【キルア】 (ページ18)

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113話ページ18

私達は天空闘技場にお別れを言い、ゴンの故郷…くじら島へ向かった。

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ゴン「ミトさーーん‼」

ゴンはミトさんという綺麗な女性の元へ走り出して、抱きついた。

ミト「ゴン⁉」

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ミト「もー、帰ってくるなら先に教えてよ！何にも用意してないわよ」

ゴン「いいよテキトーで」

『おかまいなく！』

私は手を胸の前で振り、ミトさんを見る。

ミト「それにしてもAちゃん、可愛いわね～！ゴンの彼女さんかしら⁉」

キ「『ぶふっ‼‼』」

ゴン「違うよミトさん、Aは俺の友達！」

『そ、そういう事です…;;』

ミト「あらそう？」

ミトさんは何故か残念そうに眉を寄せて言った。

いや、そんなにガッカリされても…←

ミト「そーだ、ご飯作る間にお風呂入んなさいよ

服も全部出しといて、洗濯するから」

ゴン「うん、あとで((「今‼10秒以内！いーち…」

母親ってこんな感じなんだ…;;

キルア「いつもあーか？」

ゴン「だいたい…あ、A先に入っていいよ」

『ん、分かった！』

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私達はお風呂から上がり、ミトさんの手料理を前にじゅるり…と涎を垂らしていた。

『「「いただきまーす！」」』

もぐもぐ、と勢いよくパンを口にいれる。

『おいひ～～‼‼』

ミト「ふふふ！それは良かったわ

…ゴン、試験どうだった？」

ゴン「やっぱり大変だったよ。会場までたどり着いたのがたった400人位で、合格したのその中の7人だもん

そうだ、見て！これがハンターライセンス！」

ゴンはハンターライセンスをミトさんに見せる。

…ゴン、楽しそう

私は口角が自然と上がり、微笑む。

その後もミトさんとゴンの会話は続き、止まることはなかった。