【H×H】幸福と不幸Ⅲ【キルア】 (ページ1)

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96話ページ1

『ん……ふぁ～…』

ヒソカ「やあ♤」

『ゴふェアッ‼‼…ヒソカ⁉』←

良い朝だと思って起き上がったら、目の前にヒソカの顔があり、私の目ん玉が飛び出てしまった。

『ヒソカっ…‼不法侵入だぞ‼』

私がそう言うとヒソカは破壊された扉の方を指差し、

ヒソカ「あれじゃ「入って下さい」って言ってるようなものだよ♢」

『う"っ…でも私「入って下さい」なんて言ってないし‼だから不法侵入‼今すぐ退け‼』

私はヒソカを押すが、ピクリともしない体に苛立ちを覚えてヒソカを睨んだ。

すると、ヒソカに腕を掴まれ頭の上で拘束された。

ヒソカ「くっくっく…♧

いいねェ、その顔…♡」

ゾクゾクッ

私の背中に寒気が走った。

顔がヤバイ‼顔が変態になってる‼

…そういえばコイツド変態だったッ‼‼((←

『ぎゃーーーーっ‼お助けぇええ‼‼』

そう私が叫んだ瞬間、誰かが部屋の扉(もう無いけど)の方から走ってくる足音が聞こえたので、そちらの方に視線を向ける。

キルア「Aどうし……ゲッ‼ヒソカ⁉」

その足音の正体は、キルアだった。
昨日の気まずさなんて今はどうでもよかった私は、キルアに助けを求める。

『ギルア"ァァア‼変態に襲われてるなうだよぉ‼‼助けてええええ‼』←

私がそう叫ぶと、ヒソカは拘束していた手を離し「くっく♢」と笑いながら部屋を出て行った。

『アイツ…まさかキルアに怯んだな‼ビビりめ‼はっはっはっは‼』((←

キルア「それは絶対ねーよ‼‼

ってか、まさか昨日のこと覚えてないわけじゃないよな…？」

『え？覚えてるけど？』←

キルア「覚えてるんかい‼それにしてもテンションが全然違ェ‼‼」←←

私達は昨日の事など無かったかのように、このテンションを息が切れるまで続けた。