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長い階段を上っていると、両隣に釣竿とスケボーが並んで来たため顔を顰める。



キルア「お前、ペース落ちてんぞ」


『黙って』



プププ、とバカにしたように私を見下ろすスケボー。



ゴン「ねぇ、Aはどうしてハンターになろうと思ったの?」



『…アンタ達には関係無いでしょ』



ゴン「関係ある!だって友達だもん!」







私は目を見開き、釣竿を見つめる。



"友達"という言葉に少しの驚きと喜びが心の中を飛び交う。



嫌……




嫌だ……ッ




私の元からいなくならないで……‼





『ルト…っ』



ゴン「ルト、って…さっきも言ってたよね?」


キルア「ルトって?」



『……………






ハンターになったら……






ライセンスを売って、多額な金を手に入れて…






ルトの墓を作ってあげるんだ…』





何を…言っているんだ、私は




2人はその言葉で察したようで、暗い顔を見せた。




『それで……




ルトの骨を埋めてあげるの』


「「‼‼」」






キルア「骨って…何処に保管してあるんだ?」





『え?そりゃ……




私の家の、地下だよ』




ルトの死体が発見された場所に行って



骨が落ちてあったから、それを回収して…




地下に保管して…




死者を蘇らせる方法を探して…




……結局、見つからなくて…








『ずっと…ずっとずっとずっと



起きないままなの』



ゴン「え?起きないって」
キルア「ゴン







コイツ…おかしいよ


狂ってる」

八→←六



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しゃーぺん@彩(プロフ) - ももさん» ありがとうございます!幸福と不幸に比べ、この作品は結構短めになりますので、この作品が終わり次第幸福と不幸の短編集作成を考えています!もしよければそちらの方も宜しくお願い致します! (2019年5月30日 23時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 幸福と不幸から見てます!今回の作品も本当に良くて毎日毎日楽しみにしてます!! (2019年5月30日 18時) (レス) id: ed24bd7751 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年5月15日 23時

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