十七 ページ18
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キルア「なっ…おま、起きて…‼」
『…今起きた』
狸寝入りしてた事がバレたら、面倒くさいことになるし…
キルアはホッと息を吐いて胸を撫で下ろした。
《皆様、大変お待たせ致しました
目的地に到着です》
キルア「っし、行くぞ」
そう言って私に手を差し伸べるキルア。
トクン
突然胸が高鳴って、顔に熱が集まる。
キルア「ん?どうした……って、顔赤いぞ」
『へ…あ、別に…何も』
この感情は…
なんだろう
先程から感じていた何か。
それもキルアにだけ…
だが…一つだけ、思い当たる感情がある。
『まさか……ね』
昔、ある物語を読んだ時に知った感情
いやいや、私がキルアに…?
きっとこれは何かの間違いだ…そう、絶対そう。
"恋"………だなんて。
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ビーンズ「ここはトリックタワーと呼ばれる塔のてっぺんです
ここが三次試験のスタート地点になります
さて、試験内容ですが…」
ビーンズ……やっぱり豆の方がしっくり来るな←
豆は三次試験についての説明をし終えると、飛行船で去って行った。
すると、筋肉マッチョがタワーの壁を伝って下まで降りて行こうとしていたので私も近づく。
ガコンッ
『え?』
私が立っている所の足場が無くなり、重力に従って下へ落下する。
『ちょっ…
骨脆いんだから…勘弁してよ⁉』
何でこんなにも運が悪いんだ私はぁぁぁ‼
ドスッ
『……あれ?』
意外と浅かった…←
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しゃーぺん@彩(プロフ) - ももさん» ありがとうございます!幸福と不幸に比べ、この作品は結構短めになりますので、この作品が終わり次第幸福と不幸の短編集作成を考えています!もしよければそちらの方も宜しくお願い致します! (2019年5月30日 23時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 幸福と不幸から見てます!今回の作品も本当に良くて毎日毎日楽しみにしてます!! (2019年5月30日 18時) (レス) id: ed24bd7751 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年5月15日 23時