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十三 ページ14

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『ねえ………やっぱり、降ろせ…っ』



キルア「え?なに?」



キルアはニヤニヤと笑みを浮かべながら私の顔を見る。





『やっぱり…嫌いだっ…//』



キルア「…‼//



…嫌いで結構」



何故か顔を赤くしながら私から目を逸らすキルア。




ゴン「あっ、2人ともーー‼


こっちで……




どうしたの?」



ゴンはキルアに姫抱きされている私を見て目を大きく見開き、そう言った。



キルア「コイツが足挫いた」


『う…』


クラピカ「何があったんだ?」



深刻そうな顔をして私にそう聞くクラピカに、申し訳なさを覚える。



『はぁ…色々あって

私骨脆いからさ』



レオリオ「取り敢えず治療だな

見せてみろ」



レオリオがそう言うと、キルアは慎重にゆっくりと私を降ろした。



意外…もうちょっと乱暴に降ろすかと思ってた。



包帯を巻き、治療を終えた私はその場に立ち上がりレオリオを見た。




『ありがと、レオリオ』


レオリオ「うおっ、なんかビックリすんな…



どうってことねーよ!」




私達はその後、豚の丸焼きを試験官2人に見せたが"メンチ"という人に不合格を言い渡された。



ハゲがメンチの機嫌を損ねさせ、判定が厳しくなったからだ。




ハンターライセンスはお預けかぁ…そう思った直後







ヒューー……






ダァンッ‼‼





上からジジイが降ってきて、物凄い音を立てながら着地した。




私は「骨粉砕レベル…」と背筋を凍らせながら呟いた。









.









ジジイ…ネテロ会長の登場後は、不合格を取り消しにして卵を採りに行くとのこと。



私達は飛行船に乗り込み、その卵がある山へ向かった。






.








メンチ「着いたわよ」



皆が崖の下を見て顔を青ざめていた。



まあそりゃそうなるよね…


この崖底見えないし、風が吹き抜ける音もするし…




メンチ「安心して、下は深ーい河よ」



いや、ルミアナ族にとっては安心できないです。








私達は崖から飛び降りたり糸に捕まったりして……なんとかクモワシの卵を手に入れることができ、その味はまさに美味だった。

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しゃーぺん@彩(プロフ) - ももさん» ありがとうございます!幸福と不幸に比べ、この作品は結構短めになりますので、この作品が終わり次第幸福と不幸の短編集作成を考えています!もしよければそちらの方も宜しくお願い致します! (2019年5月30日 23時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 幸福と不幸から見てます!今回の作品も本当に良くて毎日毎日楽しみにしてます!! (2019年5月30日 18時) (レス) id: ed24bd7751 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年5月15日 23時

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