38話 ページ39
ネテロ「おや、バレてたか。うまく隠してたつもりだったんじゃが」
キルアはその言葉を聞くと顔に青筋を立て、「ゴン、Aいこーぜ」と歩き出す。
私もキルアの後に続き一歩踏み出そうとしたが
ゴン「あ、俺もうちょっとやってく」
『…はい?;』
キルア「おん前俺達の話聞いてたか⁉ムダ!絶対ボールなんかとれっこないって」
するとゴンは頷いて「うん、ボールはもういい」といった。
ゴン「まだ半分くらい時間あるし、それまでにネテロさんの右手くらいは使わせてみせるよ」
ゴンがそう言うとキルアは「あっそ…A、いこーぜ」と言い部屋から出て行く。
『えっちょっと待って‼
じゃあゴン、頑張ってねー!』
私はそう言いながらゴンに手を振る。
ゴン「うん‼」
ガチャン、と扉を開けキルアのところまで走る。
『待ってよキルア〜!』
するとキルアはこちらを見て、「すげーなアイツのメンタル…」と呆れ顔で言った。
『うん…でもそれがゴンだからね』
あはは、と笑いながら歩く。
キルア「お前はやんなくてよかったの?」
『え?無理無理、あんなの時間の無駄すぎる』
キルア「あのゲームに勝ったらハンター試験合格とみなしてハンターライセンス貰えたのに?」
『えッ‼⁉嘘ォ⁉そんなこと聞いてないよ!』
キルア「だって教えなかったし」
キルアの性格の悪さに頰をぷくーっと膨らませていると、「ぶはっ」と急に吹き出した。
『…なに』
キルア「いや、だってお前、面白すぎてっ、はははっ!」
『はぁ⁉どーいうこと⁉』
「…はぁ」と、本日二度目の溜息を吐きキルアを見る。
そういえば、一次試験の時も思ったけど…
『キルアって美顔だよね』
私がそう言うとキルアの顔はみるみるうちに真っ赤に染まり、「はぁ⁉なんだよ急に!」と謎にキレられた。
『いやー…
まつ毛長いし、目おっきいし、肌白いし、鼻も高いし…』
ほんとなんなの⁉世の中のお年頃の女の子を敵に回す気‼⁉(半ギレ
するとキルアはさっきよりも顔を赤くして目を逸らす。
キルア「近い近いっ‼離れろ‼」
と私をガバッと引き離す。
『そんな怒んないでよ〜、折角の美顔が台無しだよ!』
とほっぺを突く。
ドンッ
私は前から歩いてくる人に気付かずそのままぶつかってしまい、私は尻餅をつく。
キルア「A!」
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しゃーぺん@彩(プロフ) - Ruiさん» そう言ってもらえて嬉しいです!投票ありがとうございます! (2020年8月10日 22時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
Rui - しゃーぺん@彩さん» イベント参加ご協力感謝致しますこの作品一番好きなので投票させて頂きました! (2020年8月10日 22時) (レス) id: 79cb60a812 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - Ruiさん» 了解です! (2020年8月10日 22時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
Rui - しゃーぺん@彩さん» 嬉しいです画面にそのままペースト、もしく通常検索すれば出てくると思います。 (2020年8月10日 21時) (レス) id: 79cb60a812 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - Ruiさん» 是非参加させて頂きます!!お誘いありがとうございます! (2020年8月10日 11時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年1月30日 21時