20話 ページ21
私は豚の丸焼きを頭の上で持ち、試験会場に駆け込んだ。
？「あら！貴方が一番乗りね！」
え？私が一番乗り？
周りを見渡すと、私以外の受験生は1人もいなかった。
ヒソカより先に持ってこれたなんて…
昨日の「マイナス」がそんなに効くとは思わなかったなー
『お願いします！』
私はデカい人に豚の丸焼きを渡す。
？？「いただきま〜す！
…うん‼とっても美味しい！」
まあ、豚を焼くだけだしね
『と、言うことは…』
？？「文句無しの合格！」
『やった‼』
胸の前でガッツポーズをした私は、ある事に気づく
この人たちの名前知らないや！
「デカい人」とか「女の人」って言うの面倒臭いし。
『あの、試験官のお名前を聞いてもいいですか？』
一瞬2人は驚いた顔をしたが、顔に笑みを浮かべて口を開く。
メンチ「あたしはメンチ！そんで、こっちがブハラよ！」
『メンチさんに、ブハラさんですね
次の試験もよろしくお願いします！』
私は建物の隅っこに座り、鼻歌を歌いながらキルア達が来るのを待つことにした。
サトツ「100番
一次試験の時から目をつけていましたが、やはり彼女は優秀……
今後の活躍に期待ですな」
.
.
ゾロゾロと受験生達が会場に入ってくる。
お、やっと来た！キルア達いるかな？と辺りを見渡すと、銀髪猫目の姿が視界に映った。そのすぐ近くにはゴンもいたため、私は立ち上がってキルア達の元へ向かう。
『キルア！ゴン！』
声をかけるとキルアとゴンの顔はパァッと明るくなった。
キルア「Aお前、合格したんだな‼」
『私一番乗りだよ！すごいでしょ！』
ゴン「えっ！？そうなの！？すごいねA！」
ゴンは私の頭に手を伸ばし、優しく撫でる。
『えへへー』
ハンター試験を受ける前の私だったら、ゴンの手をナイフで刺していただろう。
私は、ゴンの言葉に救われた。こんな私の目を見ても、キルアやゴン、クラピカ、レオリオは仲良くしてくれた。だから、その手を拒絶するなんてこと、絶対にしない。
…でもね、貴方達に隠してること、まだたくさんあるんだ。
本当の私を知ってしまったら、みんな私から離れていく。
だから、ゴン達が私から離れていく前に…
私はきっと
ゴン達を、殺すだろう
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しゃーぺん@彩(プロフ) - Ruiさん» そう言ってもらえて嬉しいです！投票ありがとうございます！ (2020年8月10日 22時) (
レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
Rui - しゃーぺん@彩さん» イベント参加ご協力感謝致しますこの作品一番好きなので投票させて頂きました！ (2020年8月10日 22時) (レス) id: 79cb60a812 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - Ruiさん» 了解です！ (2020年8月10日 22時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
Rui - しゃーぺん@彩さん» 嬉しいです画面にそのままペースト、もしく通常検索すれば出てくると思います。 (2020年8月10日 21時) (レス) id: 79cb60a812 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - Ruiさん» 是非参加させて頂きます！！お誘いありがとうございます！ (2020年8月10日 11時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年1月30日 21時
