【H×H】私、ゾルディック家の髟ｷ 螂ｳ に霆｢逕" しました！しっくす！【トリップ】

御馳走 ページ6

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「できたわよ…」




パームはそう言いながら、こちらに手料理を運ぶ。




『うわぁ〜……っ！！』




アニメでは観たけど、リアルで見るとより美味しそうに見える。てか絶対美味い‼‼




「なによ…なんか文句ある？」


『え？ううん、めっっちゃ美味しそうだなぁって！！

こんなにパームみたいに輝いてて眩しい料理見たことないです尊敬しますパーム様‼‼』




((パームのは分からん))←




「あ……あら、そう？

…さ、冷めないうちに早く食べちゃいましょ」




少し照れたようにそっぽを向きながらモジモジしだすパーム。




いや可愛いかよ。可愛いだよ。




「め…召し上がれ」


『いただきまーーす！！』




久しぶりのご飯に興奮して何から手をつけようか迷っている私を他所に、パームはゴンに問いかけた。




「…どうかしら……？」


「うん、すごく美味しいよ！」




ゴンきゅんの天使微笑が何故か話に参加していない私の胸に突き刺さる。




「違うわよ……あと十日でしょ？」





「あ、その話か」と珍しく先の記憶を忘れていた私は、パームのその言葉でハッと我に返った。



最近単細胞な頭に基礎能力だの念能力だのぶっ込みすぎてるからな……仕方ないか。





『はぁ〜〜美味しい……





………』








…いや、仕方なく……ないよなぁ…




東ゴルトーでの戦闘の記憶を忘れたら、…






『……考えすぎ、か…』






ハンターハンターヲタクな私が、ちょっとした命に関わりの無い会話ならまだしも…重要なシーンを忘れる訳がない。



…っていうのがフラグになっちゃうんだよな！！！！
ポジティブに行こうよ！！ね！！うん！！！


ほら例えば…全然関係無いけどさっきからこっちを何回かチラ見してる天使とかさぁ！！





天使…キルアは私と目が合うと、少し頬を赤く染めて私から目を逸らした。








『ご馳走様でした』


「なんで俺を見ながら言うんだよ」






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なにこの空間昇天しそうなんだが→←圧！！！！！

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