【H×H】私、ゾルディック家の髟ｷ 螂ｳ に霆｢逕" しました！しっくす！【トリップ】

無敵はもうスルーされる時代なのか… ページ11

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『最初はグー！』

「「！？」」






両手の中でオーラの威力を上げ、






『じゃんけん…っ』






思いっきり右手を突き出す。






『ぽん☆』






その威力のままグーを出すと思いきや、すぐにオーラの集中を解き、「無敵」の手を繰り出した。





「今のって…！」


「まさか、ゴンの技を…コピーした…⁉」





さり気なく滑ってしまったがまぁそこは気にしないでおこう。





『コピー…というよりかは、"観察"して"習得"したって感じかな。


つまり真似したんだよ』



「…あ！！

さっきの"竜血壽(ラピッドグロウス)"って技の効果⁉」





そう言って、それはまるで天使のように目を輝かせながら私に詰め寄るゴン。



いやもう天使だわ。二次元最高ッッ‼‼





『そゆこと！
だから攻撃力やらなんやらUPさせたら24時間暴れまくれるぞって話！』



「発動後、効果が続くのは丁度一日ってことか」





「生命力」とか唱えちゃったらそれはもう無敵だけど、後日体に響くという事を考えたらあまり使いたくはないけどね。


「攻撃力」唱えて一日暴れまくったら筋肉痛やばかったし…






『…よし！
一通り説明し終わったし、宿戻ろっか！』



「うん！」





宿方面に歩き出す私達。









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「………」








『……ん？



どうしたの？キルア』





その場から一歩も動こうとしないキルアに疑問を持つ。





『キル…









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＿＿＿＿＿＿＿＿…っ⁉』








鋭く尖った魔手が、キルアの顳顬に当てられる。





キルアが、自分を……傷つけようと？

なんで…っ⁉






私は咄嗟にキルアの元へ走り出し、









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「…………やっぱり」


『…は、っ…、』






キルアの魔手を両手で強く包み込んだ私に放たれるその一言。



私の両の掌から血が溢れ出す。






「相変わらずお前は…分かってる、

そういう奴だ」



『キ……ルア？』






すると突然私の手首を掴むと、「ゴン、先に宿戻ってろ」と言って私を引っ張り森の中へ歩き出した。









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なんか、前世は木で良い気がしてきた。→←キルアによる愛の正拳突き

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