【H×H】私、ゾルディック家の長女に転生しました！ふぁいぶ！【トリップ】

もういっそのこと心の奥底から浄化してくれ ページ8

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今更不安になってきたけど、ちゃんと交渉は成立させてくれるよね？

いや私が情報を先に伝えたのが馬鹿だったんですけども。





ってのを今通話してるシャルに言う。






『…大丈夫、アベンガネはそんな卑怯な奴じゃない！




……よね？？』


［バカなの？］←





呆れたようにそう言い、溜息を吐くシャル。





『だって初めてだったんだもんーー！！』



［…ま、交渉投げられたら脅しに行けばいいんじゃない？


俺達に依頼してもいいよ］



『どうせまた金でしょ？世の中金金金…』



［ははっ、違うよ！
俺達だって除念師に用があるんだ。Aも知ってるでしょ？］





クロロがクラピカに掛けられた念能力、
"律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)"の除念の事だ。





『うん、じゃあそん時はよろしくねー』


［了解］





シャルとの電話を終え、前方を見る。





『マジ何処にいるんだ私のてんちたち…

ってか電話すればよくね』






と携帯の画面を再び見た、次の瞬間。









突如視界が真っ暗に。






『ッッびぇえーーアぁスクェイク‼⁉』


「……ッく、…ぶはッ‼」




背後から目を塞がれて驚いた私がそう叫ぶと、その人物は笑いを堪えられずに思い切り吹き出した。





「ふっ、…だーれだ」


『ごめんその声明らかにウチの天使なんだわ』





その天使…キルアは、「あーあ！」と後頭部で手を組みながら、残念そうな顔をして私の顔を覗き込んできた。





「せっかくお前を驚かしてやろうと思ったのに、

お前が変な奇声上げたからすぐ正体バレちまったじゃん」





『うっ…』



「ん？どした？」



『いや………キルたんのお顔が近くにあって…その…萌え死にそうだなって』



「ふ〜ん？


つまり"顔近くて恥ずかしい"ってコト？」



『ゔん‼そうなりますね‼‼』





めっちゃ猫‼キルたん猫化しちゃってるよ‼‼
二次元だからってなんでもアリかよ‼‼





「…つか俺達が修行してるとこと逆の方向歩いてんぞ」

『あえ』





二人で足を進めていると突然そんなことを言われ、思わず声を漏らした。


もう相手が天使じゃなかったらぶん殴ってたわ。
いや天使じゃない人あんまいないな。





『そういう事は早く言わないとね？？？』


「わりーわりー








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お前と、………」

私ってちょっと（大分）変わり者（というか変質者）なのね。うん知ってた。→←今更だけど私ってハイとローのテンションの急な切り替え早過ぎない？

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