【H×H】私、ゾルディック家の長女に転生しました！つー！【トリップ】

私にケアレスミスなど無い。何故って？元が馬鹿だからさ ページ46

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コツ、コツと狭い空間に足音が響き渡る。






『…わーデート楽しー！(棒)』






いや全ッ然楽しくねえ‼‼



デートしたこと無いから分かんないけど‼
この暗くて狭くて長い廊下歩かされてるとこだけ見たらこれから怪しい取引でもすんのかってシーンだよ‼‼







ヒソカは曲がり角のところで足を止めると、「ちょっと待ってて♤」と一人でその先へ歩いて行った。







え…？怖いんだけど…



ここ何処…？







「……やぁ♤」





『…！』







ヒソカは誰に話しかけている…？
独り言…だったらちょっと付き合いきれないんで帰りますね…







「早かったな




ところで彼女はもういるのか？」








聞き覚えのある声。








このイケボで如何にもイケメンっぽい喋り方は…
まさか……ッ‼









「あぁ♢









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団長サマに言われた通り、連れて来たよ♡」







だだだだどぅあんちょうさま"ままァッッ‼‼⁉



幻影旅団団長のクロロがすぐそこにいるの⁉
え、ちょ早く顔見たい‼ヒソカ早よ私出せや‼‼







「もう出て来ていいよ、A♧」







キタァァーーーーッ‼‼






私は緊張感を押し退けながら、ゆっくりとクロロの前に姿を現した。






『………』






初めましてかこんにちはか分からなぁい‼‼



下手に会話できなぁい‼‼






クロロは一言も喋らない私を見て、クスッと笑い目を細めた。






「久々……
いや、初めましてとでも言っておこうか





俺はクロロ＝ルシルフル


お前は？」







クロロの発言からすると私達は初対面らしい。
私も挨拶を交わそうと、一歩前に出る。







『…初めまして



私はA＝ゾルディック』





「ほう…名は変わらないのか」





『…？』







私はその言葉に少し違和感を覚え、眉を顰めた。



名は変わらない……






あ…もしや？？







「A、演技はもういいよ♢





クロロや団員には既に事情は話してある♤」


『いや何してくれてんの？？』←







私のことバラすと、原作が変わる可能性があるから言わないでって言っ…っ‼






………言ってなかったわ‼‼←

死期間近→←私の！癒しが！！無くなrrrるぅうううう！！！

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