私、やれるよ。 ページ49
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クモ…幻影旅団に⁉私が‼⁉
そ、それはそれで〜………ってダメだ‼‼ダメ‼それじゃあ主人公組と敵対しちゃうし、私は誰一人として敵を作りたくない‼
それに…クロロの発言からして"私"は断ったんだ、何かしらの理由があって。
それを把握出来ていない以上、幻影旅団に属するのはやめておいた方がいいだろう。
『その…
色々考え始めちゃってるとこ悪いんですけど……
いや…ごめん却下…』
「…何故だ？」
しょぼんぬ感が凄い‼‼罪悪感が凄い‼‼
『ん"〜とぉ…
く、クモの皆様に迷惑ですし……おすし…』
「問題無い。ウチの奴らは前からお前がクモに入る事を望んでいたからな」
『中身が私ですし？今聞いてみたら却下されると思いますよ、多分』
「団長命令ならば受け入れてくれるだろう」
『あぁ……ええ…まあ…』←
ダメだこの流れ完全に隣人がお裾分け持って来て遠慮気味に断ったけどゴリ押しで来られたら最終的には貰っちゃうヤツぅ‼‼‼
"私"ならハッキリ断れるんだろうけどさぁ‼
私みたいなパンピーはイケメンに迫られたらOKするのが普通なんだよね‼‼
私はふぅ、と一つ深呼吸をし、クロロとしっかり目を合わせた。
『……やっぱりごめん。
私は自分の目標の為に、自分の道を歩む
何処にも属さず生きていく』
初めて私の意思が表に出た事に少し驚いているのか、組んでいた手を崩して私を見つめた。
「…………人を殺す覚悟はあるか？
"暗殺依頼だ"と伝えた時、お前の瞳が大きく揺らいでいた」
突然そんな事を言って来たクロロに、私は目を見開いて返答に迷う。
「応答はしなくていい。
8月31日、ヨークシンのアジトに足を踏み入れるか入れないか
前者ならイエス
後者ならノー
そう見做す」
.
いつか失った、私の大切な＿＿＿家族。
私には家族と同じくらい、
守りたい人が出来たから。
あの時の弱い私を棄てるんだ。
そうしないと守りたいモノも守れない。
強くならなきゃ死ぬ。
そういう世界なんだ、此処は。
殺人も日常茶飯事。
怖いけど。
…怖い。でも、だからこそ。
今変わろう
そしてこの恐怖に慣れて、誰よりも強くなる
『＿＿＿＿＿＿ええ、分かったわ』
それが私の道だ。
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しゃーぺん@彩(プロフ) - みだきーさん» 完了致しました！ (2019年12月5日 21時) (
レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - 出来たら報告お願いします。ごめんなさい何から何まで、、、 (2019年12月5日 20時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - ありがとうございます！ (2019年12月5日 20時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - みだきーさん» そのお言葉、とても嬉しいです！では、短編集の方に載せておきますね！私、読者様の為ならいつでもここへ飛んできますので、また何かありましたら気軽にお申し付けください！ (2019年12月5日 18時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - すごくおもしろいです！前作とはまた雰囲気が違いますね！お願いがあるんですが、プライベートが大変なのは分かっていますが、幸福と不幸のアッチ系の短編集にとべるようまたしていただけないでしょうか？ (2019年12月5日 17時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年10月15日 7時
