なにこれタイトルでボケづらいんですけどぉ!!!← ページ27
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『……………
ね…キルア』
「……ん」
『絶対に、キルアのお姉ちゃんは返すから』
「…‼」
『ごめんね……
なんで私が、…
ごめん…』
キルアが私の顔を見ようと離れるが、私はそれを阻止するべくぎゅーっと抱きしめた。
「なんで………謝るんだよ」
『沢山甘えていいのよ、キル』
「…甘えるべきなのはお前の方だろ
その為にここに連れて来たんだし」
『私は何も寂しくないわ
……ねえ、キル
キルは私が好き?』
キルアは困惑したように「は…」と声を漏らし、無理矢理私の腕を引き剥がした。
「俺はA姉じゃなくてAに言ってんだよ!」
『………』
このまま、"私"になりきってしまおうか。
突然元に戻りました〜的な。
…でも
でも、私は。
『……………そっ、か』
ポスッ、とキルアの肩に顔を埋める。
どうしても、安心してしまうのだ。
私という存在を認識してもらえている、ということに。
「…イルミに言われたことなんか気にすんなよ」
.
イルミとの会話の事なんかもう忘れてる。
…キルアのことしか考えてないんだけどな。
『 "私 は平気』
.
______またA姉のこと一つ知れた
そう嬉しそうに微笑んでいたキルアの幸せを…
奪ってしまったのは、
.
『………私なのかな』
ボソッ、と小さく呟く。
辛いけど。
辛いけど、"キルアを幸せにする"ってことは
そういうことだから。
『……うりうり〜!』
「ッおい、やめ…っはは‼」
キルアの脇腹を擽ってやると、笑い声を上げながらジタバタと暴れ出すキルア。
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可愛いなあ、もう。
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解せぬ!!!!!→←夜のお誘いと言ったらアレしかないだろう!!なあ天使ども!!
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しゃーぺん@彩(プロフ) - みだきーさん» 完了致しました! (2019年12月5日 21時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - 出来たら報告お願いします。ごめんなさい何から何まで、、、 (2019年12月5日 20時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - ありがとうございます! (2019年12月5日 20時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - みだきーさん» そのお言葉、とても嬉しいです!では、短編集の方に載せておきますね!私、読者様の為ならいつでもここへ飛んできますので、また何かありましたら気軽にお申し付けください! (2019年12月5日 18時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
みだきー - すごくおもしろいです!前作とはまた雰囲気が違いますね!お願いがあるんですが、プライベートが大変なのは分かっていますが、幸福と不幸のアッチ系の短編集にとべるようまたしていただけないでしょうか? (2019年12月5日 17時) (レス) id: 0fe45877da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年10月15日 7時