執事 ページ35
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『ねーキルア』
キルア「んー？」
紙を取り出し、キルアに見せつけてニヤリと口角を上げる。
キルア「なんだよ、これ」
キルアはその紙の文字…〈一日執事券〉に目を通すと、目を見開いて私を見た。
『今日は私の誕生日ということで！
お願いします！』
キルア「は…っ、はぁ⁉俺が執事…
いや無理ってか大体プレゼントやったろ‼」
『私も前そう言いました‼
だけどどうしてもって言うから、
しょーーがなくメイドになりきってあげたよ？』
ゔ、と痛い所を突かれて顔を顰めるキルア。
キルア「………………はぁーーー…
…わぁったわぁった、やってやるよ」
『っえ‼ホント⁉』
どんどん表情が明るくなっていく私。
そしてキルアに紙袋を差し出す。
キルア「………まさかだけど…」
『うん！服は用意してあります！！
あと前髪端のとこ少しだけ上げてきてね』
キルア「…へいへい」
何してもらおっかな〜♪
着替えに行ったキルアの後ろ姿を見ながら、呑気にそんな事を考える私。
キルアの執事姿を想像し、ソファーに横になって足をバタバタさせる。
ワクワクとした気持ちを抑え、テレビを見ながらキルアが着替え終わるのを待つ事にした。
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.
ガチャ、と扉が開く。
そちらの方に目を向けると、私は思わず「え」と声を漏らした。
キルア「…なんだよ、どっか変か？」
『………あ、い、いや！
えっと…』
待って…
想像以上にカッコイイ……‼‼←
す、凄い…ホントの執事みたい……
私の服のセンスもバッチリだし！！
キルア「……なに顔赤くしてんだよ」
『ッ、え、えっと！
か……
かっこいい…です』
キルア「ッ！
そ…そーかよ！！///」
プイッとそっぽを向くキルア。
……ハッ！そうだ、折角執事になってもらったんだし何かしてもらわなきゃ！
『じゃー……うーん、
………う〜〜〜ん…』
実は着て欲しかっただけだったりして…←
『…あ、じゃキルアが決めて！』
キルア「俺が？……んー」
少し期待の眼差しを向け、何をしてくれるのかドキドキしながらキルアが決めるのを待つ。
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しゃーぺん@彩(プロフ) - 樺夜さん» 返信が遅れて申し訳ございません！それではURLをこの作品に貼りますので、お手数をお掛けしますがそこから飛んでくださると光栄です…！ (2020年11月24日 14時) (
レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
樺夜 - す、すみませんが！あっち系の短編集が見つかんないのですが○|￣|＿ (2020年10月22日 16時) (レス) id: 992d024edf (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 紗夜菜さん» コメントありがとうございます〜！本当ですか！とても嬉しいです笑 応援よろしくお願いします！！ (2020年9月17日 19時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜菜(プロフ) - いつも拝見させて頂いております！！キルア君がリアルでキュンキュンです．．．イラストとってもかわいくてびっくりしました！応援してます！ (2020年9月17日 17時) (レス) id: feb92a0363 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 俺の嫁さん» 私も小説書き始める前は俺の嫁様と同じ気持ちでした笑笑ありがとうございます！！ (2020年8月25日 19時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年9月14日 11時
