体育祭 ページ30
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今日は待ちに待った体育祭。
周りも気合を入れて円陣を組んだり、緊張してお茶を飲む子もいる。
「あ、あの！」
『え？』
数名の男子生徒が近寄って来て、私に包装された箱を渡した。
「毎年リレー見てます！アンカーのチルニスさんめっちゃかっこよくて…！
今年の体育祭もッ、が、頑張ってください‼」
女子か←
私はきちんとお礼を言って何個かの箱をもらい、去って行く男子達に手を振る。
『…いや、これどうしよ……』
地味にデカいしリュックに入るかな…;;;
うーん、と観戦椅子に座りながら一人首を傾げていると、
キルア「よ、めっちゃかっこいいアンカーのチルニスさん」
そう言いながらのし、と後ろから私の頭の上で肘をついて体重を掛けるキルア。
周りからはキャーキャーと黄色い歓声がする。
私はその歓声を聞いて眉間にシワを寄せ、ジト目でキルアを見た。
『だから人が沢山いる所でこーゆーことしないでって何回も…！』
キルア「別に無視すりゃいーじゃん」
ヘッと馬鹿にしたように笑うキルアをぐぬぬと睨む私。
ゴン「二人とも、凄い注目浴びてるね」
体育委員会の仕事を終えたのか、ゴンは汗を拭いながら笑顔で私達の方へ歩いて来た。
キルア「お疲れさん」
『ゴン！聞いてよキルアってばまたさぁ‼』
ゴンに愚痴をぶつけ、キルアの方をビシッと指差す。
ゴン「あはは;;
でも毎年恒例じゃない？
二人のイチャついてるとこ見るのが体育祭のお楽しみって人もいるよ」
『なっ⁉』
キルア「だろー？だから今更遅ぇんだって！」
『だからそれは元はと言えばキルアのせいでしょーが！！』
その時、校庭全体にアナウンスが響き渡った。
《一種目目は三年女子によるリレーです
待機場所に移動してください》
ゴン「A、頑張ってね！」
キルア「がんば」
『うん！
よーっし、今年も一位取るぞー！』
私はそう気合を入れてから、待機場所に移動した。
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しゃーぺん@彩(プロフ) - 樺夜さん» 返信が遅れて申し訳ございません！それではURLをこの作品に貼りますので、お手数をお掛けしますがそこから飛んでくださると光栄です…！ (2020年11月24日 14時) (
レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
樺夜 - す、すみませんが！あっち系の短編集が見つかんないのですが○|￣|＿ (2020年10月22日 16時) (レス) id: 992d024edf (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 紗夜菜さん» コメントありがとうございます〜！本当ですか！とても嬉しいです笑 応援よろしくお願いします！！ (2020年9月17日 19時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜菜(プロフ) - いつも拝見させて頂いております！！キルア君がリアルでキュンキュンです．．．イラストとってもかわいくてびっくりしました！応援してます！ (2020年9月17日 17時) (レス) id: feb92a0363 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - 俺の嫁さん» 私も小説書き始める前は俺の嫁様と同じ気持ちでした笑笑ありがとうございます！！ (2020年8月25日 19時) (レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年9月14日 11時
