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ビスケ「それにしてもアンタ、その包帯自分でやったでしょ
もーっ、あちこち解けてるじゃない！
A、アタシと保健室行くだわさ‼
皆は自習‼」
私はビスケ先生に腕を引かれ、教室の扉へと足を進める。
「「A‼」」
キルアとゴンの心配そうな声が聞こえ、私はそちらを振り向いた。
…きっと、二人は気付いてる。
………嬉しいなぁ。
『大丈夫！』
私はその一言だけを二人に放ち、ピースサインをして教室を出て行った。
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ビスケ「アンタ……こんな傷、階段から落ちただけでできないわよ」
『あーー……うん、そのー…
その後超高速回転しながら廊下の壁にぶち当たりました』((←
私が意味不明なことを言うと、ビスケ先生は「はぁ…」と深い溜息を吐き、私の両腕を掴んだ。
ビスケ「いい？
辛いことがあったら、仲間を頼りなさい
何があったかは聞かないわさ
ただ一つ私がアンタに言えることは、一人で抱え込まないこと」
「分かったね？」と優しい声色で私に微笑みかけるビスケ先生。
『……ありがとうございます、ビスケ先生』
私もそれに応えるように、微笑み返した。
ビスケ「……戻れる？教室」
『はい！』
いつの間にか包帯も巻き終わっており、ビスケ先生は私をゆっくりと立たせ、私の歩幅に合わせて歩いた。
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ガラララ、と扉を開けて教室に入る。
そして自分の席まで歩き、椅子に座る。
キルア「A、どうしたんだよ…その怪我」
小声でそう聞いてくるキルアに、私は笑顔で答える。
『だから、階段で転ん』
「なんでよッ‼‼」
私に罵声を浴びせた女子が、私にズカズカと近付いてくる。
『え？』
「え？じゃないわよ…っ
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何で、私がアンタに石投げた事…っ、皆にチクんないのよ‼」
その怒鳴り声が、教室に響き渡る。
キルア「は…？」
『ちょっ、何で…‼』
「何ではこっち‼‼
……っ、
私の……醜い、嫉妬心だけで………アンタを、傷つけたのに………っ
私だって…‼
アンタみたいに……っ」
『…………』
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しゃーぺん@彩(プロフ) - 死輝（しき）さん» あ！！っという間に続編ですね！！了解です！ (2019年9月14日 11時) (
レス) id: 29f36bfc35 (このIDを非表示/違反報告)
死輝（しき） - 続編作ってください！ (2019年9月14日 10時) (レス) id: 99988b73d5 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - レイさん» ですよねっ！！はぁ〜ロスってしまいます…っ (2019年9月9日 15時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - あなたの番です。 私も見ました。 シリアスだけど、最終回は、予想外でした。 (2019年9月9日 14時) (レス) id: 90c5c7cfce (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - レイさん» ふふふふ////どういたしましてっっ (2019年9月8日 11時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年8月18日 12時
