小さな部屋 キルア ページ1
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『ん……
…ぉも…』
眉間にシワを寄せ、ゆっくりと目を開ける。
『…？ここは……
ってキルア⁉‼』
私の上でグッスリと眠っているキルアを見て驚き、目を大きく見開く。
『てか近ッ‼‼///』
キルア「…んー……」
キルアが私の上でモゾモゾと動く。
ちなみに今、私とキルアは完全に密着している。
何故かというと、この部屋…
『狭い…』
私の片足を向こう側の壁に付け、もう片足を曲げて背中は後ろの壁に付けずに座っている状態。
私の足の間にキルアの全体重が乗っかっているわけだから、かなりキツイ。
とりあえず起きてもらわないと、私の体が悲鳴をあげるだろう。
『キルア、起きて！』
キルア「…あともう少し…」
『待って死ぬ死ぬ死ぬ‼‼』((←
二度寝しようとしているキルアの体を揺さぶり、そう叫ぶ。
するとキルアは顔を顰め、「なんだよ…」と言いながら目を開けた。
キルア「…………
は？」
顔を上げ硬直し、目を丸くしながら私を近距離で見つめるキルア。
みるみるうちにキルアの顔が真っ赤になっていく。
キルア「な…なっ、なんでAがここにいんだよ⁉
てか離れッ」
ゴツンッ‼
キルア「〜〜〜ッいってェ…‼‼」
キルアは天井に頭を思いっきりぶつけ、涙目になりながら頭を抱えた。
キルア「くそ…どーなってんだこの部屋…」
『…ゔ……』
キルア「…A……？」
『もう…限界…っ』
いよいよこの体制を保てなくなり、体を支えていた腕の肘を曲げた。
ドタッ‼
キルア「うおっ⁉」
ドン‼
キルアは私と一緒に倒れるのを避けたが、その勢いに耐えられず私の背後の壁に手をついた。
『へッ⁉///』
所謂壁ドンというやつだ。
キルア「わ、ワリ…っ」
顔に熱が集まり、目を逸らしながら固まる私達。
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しゃーぺん@彩(プロフ) - Hanaさん» そのお言葉を頂けて、本当に嬉しいです！カルトはあの見た目でも一応ゾルディック家の末っ子（五男）ですからね笑 (2019年8月19日 23時) (
レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
Hana - すごく面白いです！8〜11のお話は泣きそうになりました！12話見て思ったんですけど、カルトって男だったんですね (2019年8月19日 21時) (レス) id: da3268cf1a (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - スクールみきのさん» 了解です！ (2019年6月30日 17時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - スクールみきのさん» 分かりました！リクエストありがとうございます！ (2019年6月30日 17時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
スクールみきの - よければ、なんですが、、私の小説でコメントくださらないでしょうか？お願いします！ (2019年6月30日 10時) (レス) id: ea6b7900f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゃーぺん@彩 | 作成日時：2019年6月1日 0時
