検索窓
今日:7 hit、昨日:28 hit、合計:135,074 hit

ページ9

.







一瞬、頭が真っ白になった。




……いやいや、キルアの彼女は私なんですけど?



なんでキルアは否定しないの?
てか肯定してたよね





キルア「………ッ⁉




は…ちょ、どうなって…」





いや…………どういうこと?





震える口を無理矢理こじ開け、苦笑する。





『…冗談よしてって』



ミカ「だから冗談じゃないって。



キルも言ってたでしょ?ホントだってさ」





私は眉間にシワを寄せながらキルアを見る。





ミカ「キスだってしたし


ねーキル?」




『…⁉』




へ……いや、待ってよ




さすがにキルアも……否定してくれるよね?





キルア「ちがッ、







……







あ、ぁ」




そう言って、キルアはミカにキスをした。








_____キスをした?







キルアが、ミカに?







『………』







驚きと困惑で、言う言葉が何も思い浮かばない。







……え?








じゃあ、









今までの……私達の旅は?








時間は?








……感情は?









私の中でフツフツと怒りや憎悪が沸き上がり、私の心を包む。






いつの間にか、私の手は腰に装着してあるナイフに伸びていた。






キルア「っ……、ッ…⁉」





キルアは我に返ったように目を見開き、私に近づいてくる。





キルア「待てA…‼



俺の意思じゃ……」







ああ、そうか






私よりも、その子を……愛してるのか






『……大丈夫、その子は殺さないよ』


キルア「そういう意味じゃなくてっ‼」


『……ッ









他の女のトコになんか行かないって言ったのに‼‼』





…違う、違う違う




キルアはそんな事するような人じゃ……





だが……キルアは、そんな抵抗をしている私にトドメを刺すかのような一言を放った。









.









.









キルア「その"他の女"がお前だよ」







『…………ぇ』

*→←とあるデパートでの出来事



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
156人がお気に入り
設定タグ:HUNTER×HUNTER , 短編集 , H×H
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

しゃーぺん@彩(プロフ) - Hanaさん» そのお言葉を頂けて、本当に嬉しいです!カルトはあの見た目でも一応ゾルディック家の末っ子(五男)ですからね笑 (2019年8月19日 23時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
Hana - すごく面白いです!8〜11のお話は泣きそうになりました!12話見て思ったんですけど、カルトって男だったんですね (2019年8月19日 21時) (レス) id: da3268cf1a (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - スクールみきのさん» 了解です! (2019年6月30日 17時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
しゃーぺん@彩(プロフ) - スクールみきのさん» 分かりました!リクエストありがとうございます! (2019年6月30日 17時) (レス) id: 0a0b323a42 (このIDを非表示/違反報告)
スクールみきの - よければ、なんですが、、私の小説でコメントくださらないでしょうか?お願いします! (2019年6月30日 10時) (レス) id: ea6b7900f4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しゃーぺん@彩 | 作成日時:2019年6月1日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。