俺に恋してください！ (ページ5)

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・（やぶひか）ページ5

yb.side(同棲中。裏：まだ)
なぁどうしたら良いと思う？

この間ケンカして

八乙女「いっつもいっつもウザい。てかだめっていい加減わかれよ！」

って言われたんだよ。相当嫌だったんだなって思ってさ、もう全然声かけられなくてさ、

悲しくて寂しくて死にそう。あれから最低限の言葉しか交わしてない。

八乙女「なぁ、ちょっといい？」

藪「うん、どうした、」

八乙女「ごめん。あの時はカッとなって言い過ぎた。」

藪「俺がウザかったのが悪いんだよ。気にすんな。」

八乙女「その、仲直り記念にゲームしない？」

今なんて言った？

藪「ゲーム？珍しくない？」

八乙女「愛してるゲームっていうやつなんだけど、」

藪「へぇどんなゲーム？」

一通り説明を聞いたけど、光がするようなゲームじゃないよな

藪「俺はいいけど、光とするんだよな？」

八乙女「じゃなきゃ誰とするんだよ。」

藪「ちょっと意外で。」

まぁせっかくのチャンスだしやろう！

八乙女「まぁいいなら始めるよ？」

藪「おう！」

八乙女「愛してる。」

藪「もう一回。」

八乙女「愛してる。藪は？」

藪「愛してる。」

これ以外と緊張するな。

八乙女「普段は言えないけど、大好きやで。」

藪「お、俺も大好き。ずっと愛してる。」

八乙女「愛してんで。」

永遠に続きそうだしこの辺でちょっと仕掛けるか。

藪「料理作ってくれたりこんな俺を許してくれたり、本当に大好きだし、愛してます。」

八乙女「なっ//」

藪「光の負けだなｗ。」

八乙女「あんなの告白じゃん！ずるだよ！」

藪「ずるじゃないし、あれも一つの作戦だ。」

勝った！光から好きとか愛してるって言われることはもう無いかもしれないな。

今日のことは忘れないでおこう。

八乙女「ねぇ藪。」

藪「ん、どした？悔しいか？」

八乙女「好きだから、別に今日のことは忘れても大丈夫だから、な//」

藪「え、なんで急に、」

八乙女「俺がもう好きとか言わないかもしれないから今日のことは忘れないでおこうって、」

なるほど。全部口から出ちゃってたわけだ。やらかしたなぁ。

八乙女「藪こそ、俺のこと嫌いになったりしたら怒るからな。」

藪「1秒たりとも嫌いになることはないって言い切ってやるわ。」

半分強引にキスをしてちょっとかっこつけて言ってやった。

藪「俺を嫌いになったりしたらどうなるかわかってるよな？」

照れながら黙って頷いてくれたから許すけど、その時は本当に許さないから。