俺に恋してください！

・ ページ17

渡辺side
結局何も相談できなかったけど、舘さんは何を相談したんだろうか。


舘「さ、最後になっちゃったな。」

渡辺「うん。どうする？帰る？」

舘「そう、するか。」


めっちゃ緊張してるみたいだけど一体何をしようとしてくれてるんだろう。

色々考えていたけど、結局そのまま家に着いて普段寝る時間になってしまった。

舘さんはもうそろそろ寝るはず、なのに一向に寝ない。


渡辺「あの、舘さ「呼び方、」あ、涼、、太？」

舘「どうした？」

渡辺「寝ないの？」

舘「いやその、一緒に寝ようと思って。」

渡辺「いつも一緒に寝てるじゃん。」


同じベッドで寝てるのに、一体どういう？


舘「俺が、早く寝ちゃうから、、」

渡辺「あぁ、なるほど。でも俺、まだ仕事残ってるし先に寝てて良いよ？」

舘「あ、そ、、そっか。じゃあ先に寝るね。」

渡辺「おやすみ。」

舘「おやすみ。」


正直に言うなら、久しぶりに一緒に寝たい。同じタイミングで寝たい。

いつも布団に入る度に、反対を向いてすでに寝ている舘さんを見ると少し距離を感じるから。

でも、もう少しでテストを作らないといけなくなるし、今のうちに頑張らないと。


ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ
渡辺「、、よし、終わった。」


早く寝なきゃ、思っていたより時間かかっちゃったし


渡辺「えっ！？」

舘「、、ね、寝る？」

渡辺「え、いや、あの、なんで起きてるの？」

舘「一緒に寝たいし、、一緒に寝たそうにしてた、から。」


え、顔に出てたって事！？恥ずっ


舘「あの、迷惑か？」

渡辺「迷惑じゃない。ほら、早く寝よ？」

舘「うん！」


舘さんにしては珍しく、嬉しそうで元気の良い返事だった。

もしかして明日舘さん、寝不足で倒れたりしないかなとか思ってたけどそんなに気にしなくても大丈夫っぽかった。

普段通り過ごして、寝る時間になった。


渡辺「あの、、」


言っても良いんだろうか、昨日はなんとなくでしただけかな、

また一緒に寝たいとか迷惑かな、


舘「どうした？」

渡辺「、、っなんでもない。」

舘「いや、ちゃんと言う約束だろ。」

渡辺「その、、今日も一緒に、寝たい、な。」


やばい、顔が熱い//


舘「そのつもりだったんだけど、、」

渡辺「え、本当？」

舘「うん。だめかな、」


聞かなくても良かったじゃん！

舘さんも恥ずかしいのか顔赤くなってるし。


渡辺「も、もう寝よ。」

舘「うん。おやすみ。」

渡辺「おやすみ。」



この日々が続きますように

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