47.返事は一つ ページ1
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いきなり“恋人になって欲しい”だなんて、山田らしくないな。
でも、らしくないからこそ本気だってわかる。
伊野尾「えっと、俺のどこが好きなの?」
山田『顔可愛いし、優しいし、ノリいいし、何よりも俺のことを考えてくれる。』
伊野尾「考えてるつもりない、」
山田『でも、俺のこと受け入れてくれるじゃん。こんな陰キャでケンカの強いやつと兄弟になる人なんていないよ。』
たしかに山田は特殊だけど!w
山田『俺は本気だよ。』
伊野尾「じゃあ、いいよ。その、恋人?になってあげる。」
平然を装って言ったつもりだけど、絶対に顔赤いな//
山田『なんで?いいの?』
伊野尾「だって誕生日プレゼントでしょ?」
山田『そ、そうだけど。ほら俺、襲うかもよ?』
伊野尾「襲わないって約束してくれたし、そもそも恋人なら襲うも何もないでしょ。」
正直に言うなら、なんでいいよって言ったのか自分でもわからないけど、嫌じゃないんだよね。
伊野尾「一応さ、嘘とか勢いじゃないって証明してくれない?」
山田『それ、襲えって「ち、違う!」』
伊野尾「そうじゃない。それは怖いから嫌。」
山田って本当にすぐ襲おうとするよね。
なんでそんなに俺を襲いたいんだよ。
山田『じゃあディープなキスでいい?』
それなんて答えればいいんだよ。
いいよって言ったら俺がされたいみたいだし、嫌って言ったら今までとそこまで変わらないし、
山田『無言は肯定ととらえます。』
伊野尾「え、ッ♡、、んッ♡、、、ッ、ぁッ♡」
脳までしびれそうな激しいキス。本当に経験がないのか疑いたくなるレベル。
山田『えっろ。』
伊野尾「黙れッ♡」
山田『うるさい口は好きじゃない。』
伊野尾「じゃあ嫌いになれば?付き合って5分もなく別れるなんて俺も誇らしいわ!」
山田『違うよ。全部好きだもん。』
伊野尾「関係ない。家から出てけ。」
そういうといきなりバックハグをしてきて
山田『こんなに好きなのにどうして伝わらないの?』
なんて口に出すのも恥ずかしいような言葉を耳元で囁いてきた。
山田『てか俺、その、今だって襲いたくてしょうがないし、』
伊野尾「、、、え//!?」
山田『襲わないけど俺だっていつまで耐えられるかわかんないし、兄弟なのにそんな、ね、ダメじゃん//』
2人とも見事に顔真っ赤。
明日もう1話出してyminの話は終わりになります。
リクエストはまだまだ待ってます!
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雲心月性(うんしんげっせい)(プロフ) - 一旦完結にしましたがリクはまだ募集してます。 (2023年3月21日 9時) (レス) id: a3edaa32f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雲心月性(うんしんげっせい) | 作成日時:2023年3月1日 21時