復讐少女（イナイレ小説） (ページ3)

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犯人ページ3

緑川
「淋火ちゃん！？」

基山
「ねえ、風介と晴矢しらない？」

淋火は、ニコッと笑い、座り込んでいるヒロトと同じ目線になって、泣いているヒロトをみて、わざとらしく、大きな声で言った。

淋火
「知ってるよ」

全員
「！？」

俺達の驚いた顔を見て、淋火はさらに楽しそうにいった。

淋火
「アハハッ教えて欲しい？」

円堂
「どこにいるんだよ！！」

淋火
「クスッ・・・それは・・・。」

不動
「お前みたいな奴が調子にのるんじゃねえ！！」

淋火の表情が変わった。さっきまでの笑顔とは逆の、怯えた表情になる。

鬼道
「お前は反省という事を知らないんだな」

皆が、少しずつ淋火との距離を縮める。

淋火
「や・・・来ないで・・・。」

豪炎寺
「また同じ事をされないと分からないようだな」

豪炎寺はそう言って、淋火のみぞおちに蹴りを入れた。

淋火は、平均の身長より小さく、軽いため、簡単に壁まで吹っ飛んだ。

背中を壁にぶつけ、小さくうめいている。今まで思わなかったが、かなり、可哀想だと思った。

円堂
「何？こいつ泣いてるの？ＷＷＷＷ］

皆、笑いながら淋火を傷つけていく。

ヒロトが、それを見て、小刻みに震えていた。

淋火
「やだぁっ！！離して！！ごめんなさいぃっ！！」

狂ったかのように、泣き叫ぶ淋火。何人かの部員は、見て見ぬふりをしている。

淋火
「痛いよぉ・・・痛いよぉ・・・。」

淋火はそのまま気絶して、病院に運ばれた。