明日柱様は継子に弱い (ページ36)

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参拾弐/鬼舞辻無惨ページ36

月の下＿試合の合図が鳴り響く

　

ベベンッ
『貴様は私が殺る』
「俺はお前を許さない」
「兄上を鬼にした罪、償ってもらおう」
「お前は存在しては行けない生き物だ」
鬼殺隊が運命に向けて動き出す＿
「「『日ノ呼吸＿拾参ノ型』」」
「ヒノカミ神楽！円舞＿碧羅の天＿烈日紅鏡＿幻日虹＿火車＿灼骨炎陽＿陽華突＿飛輪陽炎＿斜陽転身＿輝輝恩光＿日暈の龍・頭舞い＿炎舞」
「蛇ノ呼吸＿」
「恋ノ呼吸＿」
「炎ノ呼吸＿」
「水ノ呼吸＿」
「蟲ノ呼吸＿」
「岩ノ呼吸＿」
「風ノ呼吸＿」
「霞ノ呼吸＿」
「花ノ呼吸＿」
「雷ノ呼吸＿」
「獣ノ呼吸＿」
全ての呼吸が１つになり、まるで生き物のようだった。

夜明けまで残り2時間24分。

「邪魔だ」
ドゴォン！
「(衝撃波！！)」
無惨が放った衝撃波により皆が血を吐き、気絶する一時的に戦闘を離脱させられる者もいた。
『許さない...どうしてやろうか！』
「？！」
鬼舞辻が少しだけビクッとしたようだった。
「死ね。鬼狩り」
『キャハハｯ！』

＿＿壊れた。明日柱の''最狂''の人格が出たのだ
『貴方を再起不能にしてあげる！』
「(コイツ...気配が変わったｯ！)」
『貴方は何処まで耐えられるのかな！月ノ呼吸！肆ノ型宵闇・皆既月食』
紅く染まった三日月の斬撃が無惨を襲う。

夜明けまで残り1時間3分

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