25日目 ページ26
cr side
cr「っ、」
zm「…」
今俺は、この国の幹部…味方最大の脅威とも呼ばれるゾム様に、首にナイフを当てられている
ゾム様は物凄い殺気を出している
恐怖で全身に鳥肌が立ち、口が開かない
os「ゾム落ち着けや、冷静になれば分かるやろ？無能を傷つけたのは此奴やないで」
zm「…すまん」
オスマン様が発言してくれたおかげでやっとまた呼吸ができた
カヒュッ、カヒュッと息苦しい
cr「…昨日の夜、色々ありまして…取り敢えず朝食をお取りになったら来ていただけませんか？」
tn「……わかったわ、無能をよろしくな」
cr「はい！」
俺は「それでは失礼致します」と言って踵を返した
幹部専用の食堂の扉を閉めると、今もっている殺意という感情が全て抑えきれずに露にしてしまう
あの方に副隊長を任された身なのに、感情のコントロールも出来ないなんて情けない
昔にあれほど、隊長に言われたのに…な
俺はやっとの思いで隊長の部屋につく
そこには隊長が率いる第4近距離部隊全員が揃っていた
隊長は、さっき俺とルーイヒが手当てを施してベッドに眠らせている
流石に体を拭く作業は同性のニートリヒにやらせた
それでも手当てしてるときにどうしても見た背中や腹は、昨日の晩の傷だけの筈なのに傷だらけで
運が悪ければ、本当に死んでいたと思う
それ程までに、一方的な試合だった
昨日の出来事がまた脳裏に浮かび上がる
思い出したくもない、まるで隊長が拷問を受けているようだったんだから
用意始め、その言葉を発した瞬間
ココ様はニヤッと怪しく笑い、銃を隊長に向けて数発撃った
だけど隊長は避けもせずにその銃弾を受ける
『……』
それでも流石幹部というところか、普通の人なら痛くて叫んでいる筈なのに、無表情で声も漏らさずに立っていた
それの繰り返し
「おい、流石にあれ以上は…！」
「ほん、と、に、A様がっ…死んでしまう」
「誰か止めろ！」
一般兵である彼等だって幹部がどれだけ強くて化け物並の生命力か分かっている、それでも混乱してしまうほどの銃弾が、隊長の体に埋め込まれる
cr「…っ隊長！これ以上続けたら貴方が死んでしまう！どうか、どうか降参して下さい！！！」
今でも鮮明に覚えている
俺がそう言った時、隊長は
微かに、笑顔を浮かべたことを
cr「何故ですか、隊長」
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ゲリラ - 更新ありがとうございます！！ (5月10日 6時) (
レス) @page31 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
さめ(プロフ) - 更新お疲れ様です！更新内容、夢主ちゃんと同じ反応になりました､､､ｗまた物語が二転三転しそうで楽しみです、読み返しながらのんびり更新待ってます、応援してます！ (5月10日 0時) (レス) id: f337532902 (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - ゲリラさん» 先走って物語を進展させすぎちゃいました😅こちらこそこれからもこの作品をよろしくお願いします😆 (5月9日 23時) (レス) id: ddd90726a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - 「えへへ( ´ ▽ ` )」こちらこそ更新ありがとうございます‼️そして更新内容では「えっ⁉︎」ってなりました｡これからもよろしくお願いします❣️ (4月30日 23時) (レス) @page30 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - ゲリラさん» ntちゃんはかわいい系でいこうと思ってたのでよかったです！更新する度にそう言ってもらえてほんとに嬉しいです、ありがとうございます😭 (4月30日 22時) (レス) @page30 id: ddd90726a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hana | 作成日時：2023年10月15日 22時
