わたしを、愛して。【あ.ほ.の.坂.田.】

story124　クリスマスイブ ページ38

クリスマスイブですよ皆さんー！(リアルと真逆)


クリスマスは仕事お休みいただいたので明日優くんがどこかに連れていってくれるみたい。


今日も仕事早めに終わらせてるんるんで家に向かってます。

実は優くんに内緒で可愛いケーキ屋さんでケーキを買ってきた。


『ただいま〜！』

「Aお帰りー！！」


今日は放送無いみたいやね。
優くんとゆっくり過ごせる。

『ケーキ買ってきたんだ〜！一緒に食べよ〜』

「え、マジ！？やったぁー！！Aすきやで」

『突然なにそれ笑』

「んふふ〜、食べよーぜ！！」


優くんは部屋からコーラを取ってきた。

『優くんコーラばっかり！もう優くんコーラになっちゃうよ？』

「ええ〜コーラはやだなぁ…。」


優くんにはチーズケーキ、私はショートケーキ。

『こんな時間にごめんね』
「ええよそんなん！今日くらい平気平気〜」


久しぶりの坂田side


美味しそうにケーキを食べてるAに癒される。
ケーキを口に入れすぎてもぐもぐしてるのが可愛いなぁ…幸せそう。


『うまぁ…』


気がつけばケーキを食べる手を止めてAを見ていた。食べないと。


「うまー！！おいしー！！」


めっちゃうまい！やっぱりAと一緒に食べてるからかなあ。


.


ケーキを食べて、ソファーに二人で並んで座っている。
ここからの時間が世界一幸せ。

『明日めっちゃ楽しみだあ…』


Aはそう呟く。

俺は明日Aとデートをする。
プランは何も教えていない。
俺なりに頑張ったから喜んでもらいたいな。優しいAなら何でも喜んでくれそうだけど

『坂田くん〜』

いたずらっぽく昔の呼び方で名前を呼ばれた。

「なあにA〜」

俺も真似して呼んでみると二人同時に吹き出した。


『懐かしいね。』
「そうやな。」

あの頃、想像もしてなかったよな。
大人になって再会して付き合うとか。
こんなの、運命…？


ねえねえ、と彼女のほっぺたをぶにぷにする。ほっぺた気持ちいい。

『んんー、』

「あのね〜！」

『なあに？』

「明日動画上がるからちゃんと聞いてね。」


君はやったあ、とぱあっと顔を明るくさせた。

明日上がる曲は、君に送る曲です。

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