story80 * ページ32
『やっぱり行きたくない』
「別にそんな怖くないって〜」
坂田くんは行く気満々。
まあ確かにこの人こういうの好きだけれども。
私は好きじゃないし、出来るだけ近づきたくもないのである。
『そんなに行きたいの〜？坂田くんお化け得意だっけー？』
「いや、別に得意とかじゃないけど。得意だったら行かなくない？スリルを楽しむために行くもんじゃない？」
結構正論だったから何も言えなかったAさん。
『………いやいや、でも！私無理なんですよ？ほら、ジェットコースター乗れない人無理矢理乗せる？乗せないでしょ！？』
「それとこれとは違うねん」
『どこが！？』
坂田くんがマップを見てどんどんお化け屋敷に向かっているのを後ろから小走りで着いていく
『ねえー！』と何度も言ってるのに聞いてくれない。
『後から行かないきゃよかった〜ってなっても知らないからねっ？』
「別に一人で行けって言われる訳やないやん。俺がいるから大丈夫でしょっ？」
えーそう？(おい)
坂田くんもぎゃあああってなってんじゃん。
「おい、なんだその疑いの目は！…入るぞ」
〜〜〜〜
『…ごめん、私ここの時点で怖い。』
お化け屋敷の待つ場所も結構クオリティが高くてBGMだったり内装だったり…
中からすごい悲鳴が聞こえるんですが？
「…別に、俺にくっついてていいからね…！あ、えと…俺別に気にしないからさ…！」
『…あ…えっとじゃあお言葉に甘えます…。』
私は流石に腕に掴まるのはどうかと思うから、坂田くんのTシャツの端を少し摘まんだ。
「…あ、えっと…こ、この待ち時間がめっちゃドキドキするよなっ！」
『ほんとそれ。ドキドキどころじゃないもん。』
このドキドキはお化け屋敷のドキドキなのか、それとも…。
〜*〜*〜*
お星様がもう50！？
めっっちゃ嬉しいです！
ありがとうございますー！
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みくに - 観覧車……私も習いました。観覧車って、長いようで一瞬ですよね。もう回れよ回れ！ でも下には着くな！ って感じで。夢中で読み進めました。ふわふわしてて、甘酸っぱくて、かわいい、本当に素敵な作品をありがとうございました！続きを読みに行ってきます。 (2021年5月16日 6時) (
レス) id: 024e5ce5c0 (このIDを非表示/違反報告)
とーふさん - 三間居間南三軒さん» 名前どーしたwww うおおおおおテスト期間に入ってしまうううう…頑張ります((( 1コメありがとよ(やらせ感) (2020年7月1日 18時) (レス) id: 2acb1394cc (このIDを非表示/違反報告)
三間居間南三軒 - あ"あ"あ"！好きですううううう！！！！更新楽しみにしてます！頑張ってください！！！！ (2020年6月30日 20時) (レス) id: 58cba98cf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とーふさん | 作成日時：2020年6月9日 21時
