無口少女のエゴイズム【ブルーロック】

共鳴と脱落 ページ8

貴方side

(蜂楽……潔からボールを奪った？)


考えていることが分からない、自分から当たりに行った？






いや違う。


奪ったんだ。





(蜂楽の瞳にも…)


''何かが宿っている''………？



残り4秒






(？キックミス………？)


『……あっ』


違う、あれは、潔へのいや、潔との

パス(共鳴)だ。

残り3秒

蜂楽からのパスに潔は、足を




振り切った。



潔が蹴ったボールは物凄い勢いで




目の前にいた

吉良涼介に当たり





そのまま吉良は倒れ込む

そして時間は0秒へ

絵心「今のプレー…お前はどう思う？」
















『ダメですよ、だめ……今の…だって……足を伸ばしていれば五十嵐に当てることができたのに…………！』

興奮しているのが自分でも分かる。平常心の時の自分だったらこんなに人へ話すことはないだろう。サッカーはよく分からない。分からないが、こんなに興奮できるなら…興味が持てるなら。

(面白ッ…！)



絵心「ﾌｯ………合格」ﾆｬｧ


サッカーも悪くないなと思った


絵心「お疲れ 才能の原石共よ

ここでは結果が全てだ



















敗れたものは出ていけ！吉良涼介








失格!!」



『…』ｿﾞｸｩ


なんだよこれ………………面白すぎる…でしょ…！



吉良「…なんで俺が……」

『……？』
















吉良「俺みたいな才能がある奴の将来が潰されなきゃなんねぇんだよ?!」



















やはり。良かったのは外面だけだったようだ。



アンリ「絵心さんの話が終わったらAちゃんからみんなに自己紹介してもらうからね！」

『』


自己紹介とか一番苦手なんだが？

そもそも好きな物とか挨拶もしたことない人間に自分の情報垂れ流すのってすごく嫌いなんだが…………？


『いやd』アンリ「あっ、そろそろだね」


『…………………』















(はぁ…………)

末代まで呪ってやる()










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始まる前



『私……こいつ…………嫌い…です…』吉良指さし

アンリ「わかるわ〜」

絵心「(わかる〜)」

俺のタイプ→←別人？

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